ゴールを見ているカメ、カメを見ているウサギ

恋愛において、仕事において、生活において、

”嫉妬”というものはとても厄介だ。

彼（彼女）が綺麗なあの子を目で追っていた。

成績は変わらないのにあの子の方が褒められる。

あの子の周りはいつも友達が溢れていて楽しそうだ。

あの子の方が、、、

なぜあの子と比べてしまうの？

私があの子よりも可愛くないから。

あの子よりも太っているから。

あの子よりも上手く喋れないから。

あの子よりも、、、

もっともっとたくさん出てくるかも。

じゃあなぜ、あの子は可愛いの？

綺麗なの？

周りの人と仲良くなれるの？

その答えは、ウサギとカメのお話に。

カメは足が短くてのろまです。

すばしっこいウサギさんと、勝てっこないかけっこの勝負。

カメはウサギさんに勝ちました！

カメが勝った理由は？

ひとつは、諦めない心を持っていたから。

そしてもうひとつは、カメはウサギさんじゃなくゴールを見ていたから。

ただ自分のペースで走っていただけだったり。

羨ましいと思い浮かべるあの子は、

もしかすると、誰とも比べていないのかも。

自分のなりたい自分が見つかれば、もっと美しくなれる。

自分のことを認めて自分を好きでいることができれば、

もっともっとキラキラ輝く人になれる。

人を羨ましがったり、時には妬んだり。

周りがとても素敵に見えて、自分をみじめに感じてしまう。

人間だから、誰もがもってる感情で。

時には隣の芝生が青く見えることもあるけれど、

自分の庭も青くなるように愛情を持って育てればいい。

いつまでもゴールだけ見て進めばいい。

その先のゴールが見えてきてまた突き進む。

そのゴールテープをきれることが幸せなんじゃなくて、

ゴールに向かえることそのものが幸せなのだ。