【続・お知らせ】YouTubeだけではうまく伝えきれなかったこと

この記事をご覧いただいているあなたはおそらく、YouTubeチャンネル「SAYULOG」から飛んできてくださった方かもしれないので、説明は不要かもしれないけれど・・・。

私は、YouTuberです。

ひょんなことから縁あって台湾に住み、現地企業で2年間勤務し、その後退職。またまた縁あって、30代でYouTuberとしての道を歩むことになり、はや2年
半が経とうとしています。

もしかしたら、何かのきっかけでたまたまこの記事に辿り着き、私のことを知ってくださる方もほんの少しいらっしゃるかもしれないので、簡単に自己紹介。

私はこれまでに、YouTubeチャンネルを3つ開設しました。

①日本人向けに日本語で台湾情報を発信する「SAYULOG(さゆログ)」
(2017年9月開設)

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②台湾人向けに私の台湾生活を中国語で発信予定の「櫻花妹SAYULOG
(2020年2月29日開設:閏年バンザイ!笑)

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③トルコのイスタンブールに滞在していたときにトルコの情報を発信したいと立ち上げた「SAYULOG TÜRKİYE
(2019年10月開設)

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何故に3つも!?
一見、とてつもなく”突散らかってる感”があるだろう。
でも、わたしは挑戦することを諦めたくなかったし、ここに自身の人生のモットーをどうにか反映できないかと考えたのだ。

ここから先は、これまで私のYouTubeを視聴してくださったみなさまに対象をフォーカスして書いていく。

①「SAYULOG(さゆログ)」は当初、こんなコンセプトで始まった。

・日本人と台湾人、のように母語が異なる人たちが同じ動画を観られる。

・異なるバッググラウンドを持つ人たちが感じたことをコメントで残せる。

・それを(いまはYouTubeにも翻訳機能が付いていたりするので)みんなが
知ることができたらどれだけおもしろいだろう。

・これで、文化の違いによる”悪い意味での誤解”や、”悪い意味でのステレオタイプ”が減って、視野が広がるきっかけになったらどんなに素敵だろう。

・・・というような私の個人的な思いや、エゴ極まりない理想から、ひとつのチャンネルに2言語をミックスさせるという、当時、中国語系のYouTubeチャンネルで日本人や台湾人のYouTuberがあまりやっていなかったチャンネルがスタートした。

そして、チャンネル開始から2年半が経とうとしている今。
かれこれ1年ほど悩みに悩んだが、いろいろな大人の事情で(YouTubeのアルゴリズムが変わったり、これまでの視聴率、離脱率等々の視聴者ニーズを分析していった結果)、これまでのやり方が得策ではないと判断し、この度、2020年3月からは日本語で日本人視聴者向けに完全にシフトする舵切りをすることにした。

こんなYouTuberとかインフルエンサーとか呼ばれることをしている私も、世の中の例に漏れず「これまでやってきたことを大きくシフトするのが怖い」人間のひとりであるので、こういう決断をするまでに非常に時間がかかった。

「これまでのSAYULOGを楽しみにして、観に来てくれている人たちがいる」

これが私の原動力でもあったのだが、同時にシフトすることを躊躇った原因でもあった。でも、最終的にシフトすることを決断した私の答えはこうだった。

・人は成長していくものだから、チャンネルも変化するのは必然。

・それでもファンでいてくれる人はきっと、私の変化を楽しんで、これからもついてきてくれる気がする。

・変化せずに同じことを同じようにずっとやり続けるのって、私、とっても苦手。

・私もそうだったけど、その時々で好きな音楽、好きな服、好きな食べ物、好きな本、好きなマンガ、好きな人、いろんなことが変わっていくことはとても自然なこと。そして、一周回ってまた好きになる、ということも自然なことだから、一度離れていった人もまた戻って来てくれたらいいよね。

・私がみんなとシェアしたいことが、日本人だけ!とか、台湾人だけ!とか、はたまたトルコ人だけ!とかではなく、個々に届けたいことや相互にシェアしたい情報も違うから、やっぱひとところでやるのには無理があるじゃん。


というわけで、私のチャンネルは3つになりました。

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※自分の個人アカウントチャンネルには、ミュージシャン時代のライブ映像などが残っているので、延べ4つですが。(多っ!)


チャンネルを分けた話はさておき。
2019年、私は3ヶ月間トルコ共和国のイスタンブールという街に住んでみた。その間、私はこんなことを考えていた。

「自分の人生をどう生きたいのか?」
「私が誰かのためにできることは何なのか?」
「私は、YouTuberとして今後何をどうしていきたいのか?」


そこで出た(これまで私自身も気付けていなかった)答えが
”Share the dots”
だった。

Steve Jobsのあの名スピーチ"Connecting the dots"とはちょっと違う。

私もたくさんの点(ドット)をシェアするし、みんなからシェアしてもらったことを、さらにもっとたくさんの人とシェアし合えるようにしたい。
そして、いつかどこかで私がシェアした点と、あなたがシェアしてくれた点が繋がったらいいな。


”Share the dots”
そんな思いから、このテーマに辿り着きました。
(イスタンブールでたくさん話して、この素敵なフレーズのアイデアをくださったメルハバ松田さんに感謝!)

まだまだ力不足だし、容量も悪く、色々と手探りしながらの私は、他のYouTubeチャンネルよりも更新頻度がとても遅い。こう見えて豆腐メンタルなので(付き合いの長い友人たちはよく知っている。笑)、完全に鬱になるとまではいかなくとも、ときにメンタルが落ちるといいものが生み出せなったり、長時間を費やした自信満々の動画が予想に反して全く視聴数が伸びなかったり、意味のないことだとわかっているのに人と比べてしまって自信がなくなったりして、自分の発信していることに意味が見出せなくなってしばらく更新が止まったこともある。そんなことがこの2年半の間にちょいちょいあった中で、これまでSAYULOGがあるのは、応援してくださった全てのみなさまのお陰だし、本当に奇跡だと心底思う。

YouTubeは現状、そのメディアの特性や嗜好から、動画として好まれる情報や構成、映像のまとめ方にある程度「カタチ」があると私は感じている。
動画は、視覚、聴覚、その両方で情報を伝えられる。でも、伝えられる情報が多すぎるところもあったり、その中では伝えきれないようなものもある。私の感覚としては、YouTubeは好きだけれど、動画でなく文章で伝えたいこともあるし、動画ではなく文章で伝えたほうがより伝わることもある、と言う感じ。

だから、今回は動画+αで、私の思いをこんな記事として綴ってみた。

最後に・・・

☺︎久々のYouTubeライブ「SAYULOG WEEKEND TALK #01 」にてSuper Chatにて応援をいただいたみなさまへ
上田明生 さん
Taro Nakai さん
はっしぃさん さん ←「さん」に更に「さん」を付けててこんな感じ(笑)
S S S -トリプルエス-Smile Share Story さん
As 5 さん
Kiyoshi S さん

この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!
みなさんからいただいたお気持ちをバネに頑張ります。
これからもよろしくお願いいたします。

さて。
3つのチャンネルをどう料理していこうか。
楽しんでいけたらいいな。

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