セクハラからの立ち直り方①

こんばんは、さゆです(^^)

前回勢いで記事を書いてから、なかなかnoteに向かえず、頭の中で色々なことを考えるのみでした。

今日は、ここまでの頭と心の整理をしようと思いますので、どうぞお付き合いください!

今日お伝えしたいことは、

①セクハラは思ったより理解者が全然いない。でも、遭ってしまったらその環境で一人で消化は無理なので、前向きに逃げることを考える。

②逃げる際に最も不安なキャリアと経済面について、キャリアに関してはセクハラで会社をやめることはマイナスにならず、能力と人柄が備わっていればホワイトな環境に転職は可能。(異常な環境に居続けてうつ状態になることでパフォーマンスが下がると、自信も評価も失うのでいいことが無い!調子が悪いことを甘えと思わず、素早く対策を取ること。)

経済面は、頼れる人がいなくても会社の制度や行政の制度を利用していこう。今まで頑張って納税してきているのだから、制度を使ってもいい!そして、身近な人との関係を見直せるかもしれない。人を頼ろう。

です。人に相談し辛い分野のハラスメントですので、誰にも言えず悩んでいる人や、相談したのに何も変わらず苦しんでいる方に、少しでも明るい気持ちを届けられればと思います。

まず最初に、転職(というより再就職)してから、約1ヶ月が経とうとしています。

正直、続けられるのかすごく不安でした。

いままで2回の就職、そして転勤(転属)を4回経験していますが、そのうちの3回は配属になってすぐにあからさまなハラスメントを受け、体調を崩し、そのまま完全に回復することなくパフォーマンスの低いまま頑張り続け、ついには退職というネガティブなパターンだったからです。 

特に、前職では入ってすぐの頃の飲み会でのセクハラで、一気に体調不良になって、つい最近まで男性のいる職場は無理なほどトラウマがありました。

その点、今の職場も男性が多いのでまだまだ油断は出来ないですが、まずはちゃんと会社に居れていることができていますし、平穏にすごせて仕事にも集中できています。

良くも悪くも、周りや環境に影響されやすい人間の視点で、これまでのこととこれからへの想いを綴ります。

セクハラで退職まで追い詰められた人、私の周りには幸か不幸かいないので、直接セクハラへの想いについてしっかりと誰かに話したことはないのですが、

ネットでは様々な体験談があり、当時の私は自分の気持ちや思考回路がめちゃくちゃだったので、文字にされた情報を読むことで少し心の整理がつきました。

なので、これを読んでくれる方が、少しでも心を決める手助けになれればなと思っています。


その時1番知りたかったのは、どうやってこの辛い心境から抜け出せるのか、そして自分の生活と心を守れるのかということでした。

結論から言うと、私はセクハラのあった会社を休職→退職しました。

休職期間は1年と3ヶ月、その後2ヶ月の空白期間を経て、再就職しています。

そのうち9ヶ月ほどは、不眠・頭痛・絶え間ない吐き気・嘔吐・拒食・そしてフラッシュバックの症状に悩まされ、生活もままならないほどでした。

一番辛くて不快だったのがフラッシュバックで、何もせずじっとしている時や、テレビなどの何気ないやり取りを見聞きしたときなど、ふとした瞬間に頻繁にハラスメントを受けたときのやり取りが思い出されて、その都度猛烈な負の感情の波に襲われて、絶望感に苛まれました。

精神科にもかかりましたが、結局男の医者だったので、やっぱり分かってくれませんでした。うん、現実の世界での理解者がいない絶望感、今回のことですごくすごく感じました。孤独を持て余すって辛いですよね…。

しかし、うつ状態だったので薬療法は一定の効果があり、安静期間を経て、なんとか普通に眠って食事をまともに取れるまでに回復することができました。

ちなみに私は東北出身、職場はずっと東京でした。つまり、生活は全て自分の腕でまかなっており、収入が途絶えればすぐ家がなくなる問題がありましたし、社会的にも困ったときに頼れる恋人のような存在もなく、問題の解決のために休職や転職をするのが非常に難しい状況にありました。

実際、休職するにあたって、地元に帰ることは大きな不安要素でもありましたが(友達もいない、そのまま再就職できるかどうか分からない)、他に選択肢がないので実家に帰り、本当に何をするでもなく日々を過ごしてきました…。

20代の大事な最期の時期を、このように辛く不毛な時間にしてしまったこと、とてもやりきれないと考えれば、やはりそうです。

しかし、私の場合、辛いフラッシュバックには自然の中にいることが1番効果があったので、田舎の環境でも良かった面もありました。

私の場合は、心の回復に「自然に触れること」が大きく影響するのが分かりましたので、これからの人生設計に役立てられたらな…と思います。今は何でも前向きに利用していこうという考え方です!

経済的・精神的に頼れるパートナーがいない中で、実感にも帰り辛い事情がある方は、ハラスメントで悩むととてもお辛いと思います。ですが真面目に悩んで頑張っている人ほど、まずはハラスメント環境から離れることが大事だと思います。

ハラスメントをしてくる下らない奴らや、それを容認するような腐った環境は、どんなにそこに所属する上でのメリットがあっても、やはり健全な人を腐らせます。自分が腐ってしまっては、本末転倒。長い目で見て、毒でしかないと経験して思いました。

たとえその環境で生き生きと働いている人がいても、自分と他人は状況が全然異なります。

自分の心の声を聞けるうちに、セクハラがあった環境からは離れてください!!

「自分さえしっかりしていれば、人生はどうにでもなる」が、新しい私の教訓であり、不安から立ち直らせてくれる現実的な力の源です。

私の場合、ハラスメントに起因する心身症がかなり酷かったですし、実は実家とも折り合いが悪かったのですが、仕方なく帰ったことで色んなことが解決しました!(すったもんだありましたが。)

お金も、何とかなっています。病院費は、同じ病院に通い続ける場合は申請すれば医療費が10分の1になる制度もありますので、無理して強く頑張る生き方で限界が来ているときは、頼れるところを頼りまくってください!!

カウンセリングとかで徹底的に話を聞いてもらったりすると、より早く楽になるかと思うのですが、敏感になっているときって相手が合わない人だと余計に疲れるし、お金もかかるしで、私は利用しませんでした。

ただ、吐き出すことは大事です。

友達へのメール、行政の無料相談、SNSでも何でも気持ちをリアルタイムで吐き出せる場所を勇気を持って作ってみて、何度でも吐き出してください!

私は、有料ですがオンライン英会話に登録して、拙い英語で愚痴を言うことまでしてました。

まずは1番辛いときの行動と吐き出し編、お送りしました。

誰かに届くかな?読んで余計に具合悪くならないかな…と、とても心配しつつ、また生き方変わった編も書かせていただければと思います。

私自身、ちゃんと仕事続けていけますように…!


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