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[小児科医ママ] 子どもとの休日が、たのしめない。

子育てより、仕事のほうが 100倍 たのしい。

…って、さすがに、
おおっぴらには言えないんですよ。
でも結構、本音なんですよ。

長男(いま5歳)が、0歳のときからそうでした。

産休直前まで、フルタイム。
土日も、病院当番で出勤。

産休にはいってから1ヶ月くらいは、
ひたすら小児科専門医のために必要な、
症例のレポートを書いたり、勉強したり。

そこからいきなり、
24時間、長男と2人きり。

おむつかえた。
おっぱいあげた。
風呂にいれた。

これだけで1日が終わることに、
なぜかものすごい罪悪感でした。

何も仕事していないのに、
1日が終わってしまった。と。

夕方5時のチャイムがなると、
なんともいえない、むなしい気持ち。

襲ってくるこの感覚を、
今でも思い出します。

そして、リビングにある、
小窓をちょっとだけ開けると、
少し気持ちがラクになる。
あの感覚も。

冷静に振り返れば、産後うつとはいかないまでも、
マタニティブルーだったのだと思います。

業務上必要だったこともあり、
生後2か月で復帰。
長男、本当に、よくがんばってくれました。

…ということで、
まともに産休も育休も楽しめなかった私は、
子どもたちが5歳と3歳になった今も、
やっぱり休日や祝日をいまいち楽しめません。

予定が読めないのが、しんどい。


我が家は基本的に、
子どもたちに「何をしたいか」を決めてほしいので、
休日や祝日に予定を入れることは、ほとんどありません。

「子どもが決める」力は育っているのかもしれないけど、
これ、親にとっては結構しんどいですよね。
予定が読めないし、兄弟で意見がくいちがったり。

じゃあ、予定入れときゃいいじゃん?

って思いますよね。
私も以前はそうしてました。

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