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私が美容師の仕事を選んだ理由。美容師を辞めた理由。

働かなくなってから早くも7ヶ月。

早過ぎてビビる。


最初の2ヶ月は、有給消化という期間だったので

とにかく、「休み!」という気分でいた。

長い間酷使してきた自分の体と、

自分のことを考えてあげれていなかったメンタルの部分を

とにかく癒した。


時間がないのを言い訳に、ひどい食生活をしていたことを深く反省し

仕事を辞めてからは、毎日野菜たっぷり、健康的な食事を作って、

ゆっくりと、温かいご飯が食べれることが本当に幸せだった。


仕事で疲れ切っていた日々の中で、私は常に

「自分が本当にやりたいことはこれなのか?」と自問自答していた。


そもそも、高校生の私が美容師という仕事を選んだ理由は

「キレイでいられる」

「髪型も服装も自由でいられる」

ということと、その当時カリスマブームが起きていたので

「お金持ちになれる」という考えがあった。


実際は食生活がひどいがゆえに、肌は荒れる。

化学薬品とシャンプーによって手は荒れる。

立ちっぱなしで、水も飲む暇がないので足はむくむ。


最後働いていたお店は、制服で、

髪も明る過ぎてはいけないし、長い髪は結ばなければいけない。

お金持ちにはなれていない。


あれ。

私の理想とはかけ離れ過ぎていた。

もちろん、私の努力不足なところがあるのは重々承知だが、

ここで努力した先の未来が、

果たして私の理想としているところに行き着くのかが謎だった。


今は時代も変わって、働き方が見直されているので、

美容師という職業のキツさは軽減されているはず。


私の場合、一番ネックになっていたのが手荒れ。

働き始めて2年目から荒れ始めて、6年目で一度美容師を離れ、

半年休んで回復したが、美容師に復帰したらやはり荒れた。

痒いし、痛いし、醜いし。


それでもずっと、痛みを我慢して続けてきた。

私を指名してくださるお客様がいたし、

そのお客様たちと会えるのも、お話しするのも

髪がキレイに、カッコよくなったお客様の、笑顔が嬉しかったから。


だがしかし。

ふと気がつくと、自分の年齢が30代前半と言える時期も

終わろうとしている。


楽しいけど。   手荒れは嫌。

もっと、時間を自由に使いたい。

もっと、お金も欲しい。

もっと、キレイになりたい。

もっと、色んな世界を見てみたいし、

もっと、自分らしく、何かに夢中になって生きてみたい。


何か堰き止められてたものが溢れる様に、欲が止まらなくなってきた。


辞めたいと相談した部長には

「お前、もう20代じゃないんだぞ?現実見ろ。」

と言われた。


でも、30代だって、まだ変われると思った。

これがやりたい!って決めてる仕事は特になかったけど

変わるなら、今を逃したら絶対にダメな気がした。



令和に変わった5月1日。

私自身の時代も変えようと決意して、辞める事を伝えました。


「自分のやりたいことがわからない」っていう人、

私以外にもいると思うんですよね。


やりたいこと=仕事


って考えちゃうと、分からなくなっちゃうけど

絶対やりたいことはあるはず。

旅行に行きたい、あの車が欲しい、あのお店で食事してみたい、とか。

思いついたら、すぐに紙に書き出してみる事をオススメします。


逆に、これは絶対やりたくない。って嫌いなことも書き出してみる。

これ、意外に結構大事。

早起きはイヤ、満員電車に乗るのはイヤ、手荒れがするのはイヤ、とか。


やりたいことが叶えられる環境を作る。(仕事の内容はどうであれ。)

そして、絶対やりたくないことは我慢しない。(やりたい事を叶えるために必要だったら我慢できる、くらいのことは我慢しましょう笑)


やりたくない事をやらなくなるだけで、本当に生きやすくなります。


私は満員電車に乗って通勤することを9年前に辞めました。(自転車もしくはバス通勤にしました)

それだけで日々のストレスが、

7割くらい減ったんじゃないかっていうくらい、気分が違いました。

(それだけ私にとって満員電車はストレスだったということ)


リモートワークの流れになっている今日この頃。

本当に、我慢しなくても良い時代がきてるなって、感じています。


我慢しないで、やりたい事をやる人生にしていきましょう!!

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