ジェンダー日記#28 上下する自己肯定感
こんにちは。Sakuraです。
鬱の症状は、かなり安定してきました。
先月まではかなり仕事が忙しくて、休みを取りたくても取れない状況がずっと続いていて、かなり辛かったです。
でもその時期を乗り越えて、今は勤務校も生徒が夏季休業となった今、やっと焦燥感がなくなってきた気がします。
ひさびさの記事ですが、今日は「自分のことを好きかどうか」について書こうと思います。
私は自分の容姿に、かなりコンプレックスがあって、それがものすごく辛い時があります。鬱の症状によって上下している面もあると思っているのですが、落ち込んでいる時期はそれに連動して、かなり自己嫌悪感が高まります。
私は、自分の外見が本当に嫌で、鏡に映りこむ自分が嫌いで仕方ありません。
お気に入りのイヤリングを着けていても、チョーカーやネックレスを着けていても。スカートやヒールを履いていても。
好きな恰好をしている、という状況に没頭できずに、「私はなんて滑稽なんだろう」と感じてしまいます。
きっと、そういう自分の容姿へのコンプレックスは、小中学校時代に、「デブ」だの「豚」だの言われて、果ては「ベン・デービス」(ゴリラがトレードマークのファッションブランド)と呼ばれ続けたりしたことが原因なんだと思っています。
事実、そう呼ばれていた当時から、私は自分の外見を「こんな容姿でなければよかったのに」と思い続けていました。
相手を呪い続けていました。
でも、なんとか学校という小さな社会を抜けることができたのは、「私にはスポーツがある」(競泳で、全国でもかなり上位のスイマーでした)という自負があったからかもしれません。
でも、大人になって何十年もたった今、私には、思春期に自分を支えていた自身への評価がありません。これに関しては誰にも負けない、だから私は頑張れる、という自負が、当時は支えになっていました。でもそれが今はありません。
仕事中でもプライベートでも、ふとした瞬間に、自分の外見や容姿への自己評価が、脳裏をかすめます。
移行を進めて、5年くらい経過したと思いますが、それでも自分と他人を比べて、自分に足りない部分だけに焦点を当ててしまう、という悪癖は治せていません。
これを書いている時点では、自己嫌悪感は落ち着いており、「おしゃれを楽しみたいな」という前向きな気持ちのほうに傾いています。
ただ、時間が経てば、また急降下するのだと思いますし、その時には、再び同じことで思い悩むのだと思います。
みなさんは、自分のことが好きですか……?
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