記事一覧
オッペンハイマー(映画鑑賞備忘録)
2023年 アメリカ
監督:クリストファー・ノーラン
オッペンハイマー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
登場人物は自らの知力、経験を持って仕事に打ち込み、苦難を乗り越え成功し、栄光をつかむ。仲間は周りはその成功・成果に熱狂する…。
これが原子爆弾の開発でなければ、偉大なるプロジェクトXだった。
私はいったい何を見ているのかと3時間ずっと呆然としていた。
課題をクリアす
52ヘルツのクジラたち(映画鑑賞備忘録)
2024年 日本
監督:成島出
主演:杉咲花
52ヘルツのクジラたち : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
映画『52ヘルツのクジラたち』公式サイト (gaga.ne.jp)
期待以上、想像以上に素晴らしく心にしみた。
小説が出たとき、映画化されるはずと我慢していたかいがあった。
心を失っているときの杉咲花さんのビー玉のような瞳、志尊淳さんのちょっと困ったような、寂しそうな微笑
私ときどきレッサーパンダ(映画鑑賞備忘録)
2022年 アメリカ
原題:Turning Red
監督:ドミー・シー
私ときどきレッサーパンダ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
ようやく劇場の大スクリーンで見ることができた。
思春期女子の自分の心を飼いならせない感じや、母親の目を気にしてしまう様子、母親の行動を恥ずかしく思うあのいたたまれなさ、すべてが刺さりまくった。
生理とか言うな!人前(家族でも)で話題を出すな!と
アメリ(映画鑑賞備忘録)
2001年 フランス映画
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
(アメリ - Wikipedia)
当時、世界観に引き込まれ、映像編集のすばらしさ、フランスへのあこがれが爆発した。バイト代をはたいて特別版DVDボックスとか本とか買って、何度も繰り返し見た。
それからの約20年ぶりの映画館上映。
うれしいうれしいうれしい。
久々に見た「アメリ」は全然色あせていなかった。
電話ボックスや証明写真ボッ
恋する惑星(映画鑑賞備忘録)
1994年 香港映画
監督:ウォン・カー・ウァイ
恋する惑星 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
約30年ぶりの上映。
レストア版とのことで、レストア版って何?再構築したの?
ともかく。
1度だけレンタルで見て、その後レンタルショップでも消えてしまい
購入しようにもプレミアがついて手が出なかった。
それが今年、そこここでウォン・カー・ウァイ作品週間開催
何たる僥倖
生きててよ
ブエノスアイレス(映画鑑賞備忘録)
1997年 香港映画
監督:ウォン・カー・ウァイ
主演:レスリー・チャン、トニー・レオン
ブエノスアイレス : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
「大人」の映画だと思って見ておらず今回初。
思えば、レスリー・チャンさんの映画も初めて。
レスリー・チャンさんの悲しい最期が頭に引っかかり、
この映画がドキュメンタリーのように感じてしまった。
不信感や嫉妬が芽生えると途端に2人の関
水平線(映画鑑賞備忘録)
2023年 日本
監督:小林且弥(初監督作)
主演:ピエール瀧
水平線 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
【公式】映画『水平線』オフィシャルサイト (studio-nayura.com)
「他者を弔い、自らを再生する」という言葉に惹かれて手に取った映画のチラシ。試写会で鑑賞できたのは本当に幸運だった。
震災後の福島に生きる父と娘。彼らの微妙な距離感や今はいない家族の痕跡、徹
梟 フクロウ(映画鑑賞備忘録)
2022年 韓国
監督:アン・テジン
主演:リュ・ジョンヨル
梟 フクロウ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
これは映画館でこそ見る映画、大画面で暗闇で見るからこそ臨場感が増して没入感がすごかった。
光で隠された真実が暗闇で浮き上がるというストーリー通り、光と闇、音の使い方が素晴らしかった。映画館の仕様なのか、背景音が後ろや横から聞こえてまるでそこにいるような感覚になった。
にわかゴジラ(映画鑑賞備忘録)
「ゴジラ-1.0」すごい没入感だった。
どこからがVFXなのかよくわからない、すべてがそこに実在しているような映像と俳優陣の演技に圧倒された。
主役級の人たちはもちろん、セリフが少しだったりなかったりする俳優の方々も本当に素敵だった。
何が素敵って、その役柄としての過去が知りたいと思えるたたずまい、語られない何かを感じられたことだ。(と素人が偉そうに)
エンドロールで全員がクレジットされるけれど
バッファロー'66(映画鑑賞備忘録)
初めて見たのは映画館だったかレンタルだったかよく思い出せない。
ただ、映像がひたすらおしゃれでスクリーンに映る尖った人たちに圧倒された記憶しかない。
正直、ストーリーはよく理解できなかった。
なぜ主人公ビリーはあんなに不安げで心許なくて常に苛立っているのか、ビリーに拉致された女性レイラはなぜ逃げ出さなかったのか。
今回、20数年ぶりのリバイバル上映で改めてヴィンセント・ギャロ監督の世界に浸る
福田村事件(映画鑑賞備忘録)
関東大震災から100年の節目の年、そして戦争や災害がより身近になってしまった今だからこそ、この作品を見ることができてよかった。
ただ、よく上映することができたな…と思った。
そう思ったことに、「私たちはすでに言論統制された社会に生きているのではないか」とぞわっとした。
関東大震災後の流言蜚語により韓国人、中国人の人が襲われたことは聞いたことがあったが、きちんとは「知らなかった」。
差別意識を持っ
ルパン三世≪実写版≫(映画鑑賞備忘録)
アマプラ配信中の「ルパン三世」鑑賞
2014年 邦画
監督:北村龍平 主演:小栗旬
ルパン三世 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
アニメや漫画の実写版は極力避けている。
国民的知名度を誇る作品ならなおのこと。
そんなわけで避けていたけれど、玉山鉄二さんの次元大介ビジュアルがあまりにもはまっていたので鑑賞。
出演者全員セリフが吹き替えっぽく見えたのは気のせい??(解説は未
ロスト・キング500年越しの運命(映画鑑賞備忘録)
2022年 イギリス
監督:スティーブン・フリアーズ
主演:サリー・ホーキング
ロスト・キング 500年越しの運命 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
存命の方の実話を元にした映画というのは難しい。
主人公を引き立てるためにいろんなことを誇張する。
敵対する人もその狡さを誇張されがちだから。
そんなことを思いながら、ちょっと引いた目で見始めた。
■ストーリー■
仕事も家庭でも
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(映画鑑賞備忘録)
2023年 日本(アニメ)
監督:古賀豪
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
冒頭、猫娘がシュッとしていて頭身違い、どなた様?となるくらいの
久しぶり感と現在を把握していない中での観賞だけど楽しかった。
さすが国民的アニメ、ストーリーやキャラクターはすぐに記憶が読みがえった。
ただし、水木しげるさんの特徴的なキャラクターデザイン要素はかなり薄めだった。