職場の中での居場所づくり
「ここが私の居場所と思える職場の作り方」
なぜ、今、会社は、
新世代“ゆとり世代”と言われる方々について
学ばなくてはならないのか?
新世代スタッフ居場所づくりのためには
退職者を出さない
離職率を下げるために、
新世代の価値観を知り、
新世代が、会社で長く続けられる環境を
作ることを目的として
新世代の価値観を理解をすることが
とても大切です。
ただ、今、職場環境で
私が一番問題だと思っているのは
新世代と関わることで、
幹部や、先輩達、教育を担当するスタッフ達が
自分の時代とは違う価値観を
持つ新しい世代と向かい合うことで、
つぶれそうになることです。
幹部や、先輩達のエネルギーを
「奪う」ということです。
先輩スタッフたちは、
今まで常識だと思っていたことや
当たり前だと思っていたことが
通用しなくなり、
自分の能力不足なのか?
なぜ、自分が先輩から
教えてもらったことと
同じことをやっても通用しないのか?
なんで、後輩は、気づかないのか?
なぜ事前の準備しないのか?
自分は、先輩に怒られたのに、
なんで、誉めて伸ばすとか言われるの?と、
育てる側が、ストレスに感じたり、
落ち込んでしまい、
先輩の方が、大きなストレスを
持ってしまうことが多々あります。
今、経営者の皆様が、新世代について学び、
新しい価値観や考え方を知ることは、
幹部を守ることにつながります。
経営者の皆様も
今までの常識で通用しない局面に立ち、
悩まれることも少なくありません。
ストレスも抱えます。
そうなる前に、学んでいただく事で、
ストレスを未然に予防し、
新世代との関わり方、
新しい世代への教育の方法を変え、
会社での仕事に対する取り組みを
改善することが、
これからの社員教育にとって、
重要なことだと思っております。
こちらが、ゆとり教育を学ぶことで、
幹部や先輩とゆとり世代との間にある
心の扉を開くことにつながります。
やって当たり前の職場環境では
ほめてもらえない。
誉める技術は、非常に大切で
新世代の方達は、
叱られることに慣れていなくて
誉められて伸びてきています。
楽しい事が大切で、
苦しいことは「逃げる」傾向があります。
しかし、これは当たり前で、
人は目の前に楽、苦があったら、
必ず楽を選ぶものです
例えば
野球やっている子どもに、
甲子園の夢ができた。
夢や目的「やる意味」が
見つかれば
人は誰でも、子どもでも
目標に向かい進み始めます。
「甲子園に向けて」ならば
“苦”を選び続けることができる。
苦を選び続けることが
できるのは脳の特徴です。
ゆとり世代と言われ、
メンタルが弱いという印象を
与えることもある新世代ですが
スポーツの世界などでは
教育方法を変えたことが
プラスの結果で
表れていること多くあります。
オリンピックに出ている選手たち、
メダルをたくさん取りました。
その際の選手インタビューでは、
「楽しかった!」
「気持ち良かった!」と、
コメントしています。
昔の選手が
こんなコメントするだろうか?と
思うような、答え方。
スポーツに対しての
向き合い方が変わったんだと思います。
昔はスポーツの世界
練習では歯を くいしばって
苦しい練習に耐え
大舞台では緊張し
プレッシャーを背に
試合に臨んだでしょう。
苦しい顔して
苦しい練習に耐えるより
笑顔でリラックスしたほうが
高いパフォーマンスが出ることも
いろいろな研究で発表されています。
今は、変わりました。
頑張っている自分が楽しいかどうか?
すごくポイントなわけです。
私がスタッフを「誉めてほしい」と、
幹部の方に、セミナーで話をすると
「ほめ過ぎると、つけあがるのではないか?」
「調子に乗るのではないか?」
そう心配される方も見えますが、
本当に、褒めすぎて
「つけあがった人」や
「調子に乗った人」見たことありますか?
そんな人いないと思います。
誉めることで信頼関係ができます。
誉めることで、
相手は自分を見てくれていると思います。
誉めることが
人間関係構築のスタート。
そして、誉めてもらえるから、
周りを誉めることができるようになります。
自分が言われて嬉しい言葉を
受け取ることができるから
人の喜ぶ言葉を、
与えることができる人になります。
人は、育てるのではないんです。
「育つ」のだと思います。
誉めることで自己肯定感が育つ。
無条件肯定の愛情を与え続けることで
後輩(部下)・新世代は
今の環境を「自分の居場所」と楽しく
安心して成長できるように思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?