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「子どもに残る財産は??」~多文化の中で子育て~

長女が、日本語科のある
インターナショナルスクールに
通い始めたのは2021年の9月。

小学校に上がるのを機に
郊外からリヨン市内に
通うようになりました。

それ以降、日本の知り合いや友達に

「なぜインターナショナルスクールに通わせるの?」
「子どもはどう思っているの?」
「多文化の中の子育てのメリットは?」

など色々と聞かれていますが・・・

長女をインターに通わせ始めた理由は、
完全なる親の願い、望み(;^ω^)

それでも長女は今のところ
インターで学ぶこと楽しんでいます。

学校のお祭り・各セクションごと、遊びや食べ物の提供をしています

もし、子どもが、インター嫌!という
意思表示をしてくることがあったら
それは尊重したい。

でも、それまでは通ってほしい!

日本語、日本文化云々ではなく、
もっとすごい財産が子どもに残る
と思うから。

それは

『子どもの国境感覚がなくなる/軽くなる』

ということ。

ポスター大の世界地図塗り絵

娘の通うインターは9か国語の
セクションがあります。
(日本語、中国語、英語、アラビア語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語)

学校に迎えに行くと
子ども同士がそれぞれの言語を
話しているのが聞こえてきたり

待っている親がそれぞれの言語で
話しながら待っている。

こっちで、アラビア語、あっちでイタリア語、
そっちではポルトガル語、英語、中国語・・
というのが自然の状態。

一瞬、「ここは一体どこ?」と思う
不思議な空間。

そんな環境で育ったら、
この国にいる、あの国にいる
という感覚がなくなるんじゃないかな
って思います。

だから今後の人生で、自然と
なんでこの国じゃなきゃだめなの?
あの国でもいいんじゃない?
あっちの国でもいいよね?
と思い、身軽にスッと動けるのかなと。

この感覚は、今後
日本語をたくさん忘れても
日本文化をよく覚えていなくても

どうやっても子どもに残る財産!!
(子どもの国境感覚がなくなる/軽くなる)

インターナショナルスクールに
通わなくてもフランスに住んで
通学区内の学校に通っても多くの
文化が交わっている。

多文化の中での子育ては
楽しいことばかりじゃないけど
親子にとって貴重な経験であり
かけがえのない財産として残る。

そんな環境で子育てできることに
感謝しながら暮らし続けたい。




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