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もう無理!からの最後の1回で人生変わる

こんにちは。
ウェルネスヨガアドバイザー吉田紗弥です。
いよいよ12月も終わり頃に差しかかり、
仕事納めのお話もしているかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日もヨガのお話をさせていただきます。

今から約2000年前に成立されたとされるヨガの根本経典「バガバットギーター」
には私たちの生活をより良くしていく賢者の教えが記されております。

その中から一説ご紹介いたします。

「自己を高めるべきである。実に自己は自己の友である。自己は自己の敵である。」

岩波新書 バガヴァットギーター

このバガバットギーターは国や宗教を超えて世界中で読まれている叙事詩になっており、戦士であるアルジュナと神様であるアルジュナの二つの会話成り立っている書物になります。

そしてこのアルジュナは私達人間の象徴として描かれており、クリシュナは私たちの目の前に広がる全ての世界を表しています。

この一説は、目の前の世界がわたしたちに向けて、
「自分自身を高めていきなさい、自分自身は味方であり敵にもなりうる」と教えてくれています。

私たちは、自分自身に「これではダメだ!」と喝を入れる時もあれば、「まぁ、いいや」と現状維持してしまいそうな時があります。

しかし大きな目標や夢を叶えたい時、
自分自身に問いかけ、思い切って進むのか、そのままの場所で立ち止まっているかは自分次第になるのです。

例えば、飛行機を発明したと言われるライト兄弟はどうでしょうか?

彼らは「空を飛びたい」という前代未聞の大きな夢がありました。
周りは「絶対できるわけがない」と蔑んだり、笑ったかもしれません。

そしてその周りの冷たい言葉より
一番大きかった試練は、
「もう飛べなくてもいいかな」と
今のままで諦めようとする気持ちだったのかもしれません。

けれども彼らはできないままで終わらせない!、と
諦めず進み続け
自分自身に立ち向かい続けたからこそ夢を叶えていったと思うのです。

ですので、私たちは、夢や大きな目標があるとき、
「もうここまででいいや」と自分の中の現状維持したい弱い気持ちに打ち勝つことで
今まで以上に成長できる自分に出会えるのです。

この、自己を高めることが大事だと感じた経験がありました。


私は2022年の秋から学芸大学のあるヨガスタジオでオーディションを受け、レッスンをさせていただくことが決まりました。

そのスタジオにくる生徒さんたちは本格的にヨガを学ぶ人たちが集まり、何よりヨガの国際的な資格をとりにくる意識の高い人たちばかり。

ヨガをする前の自分はネガティブで不調だらけでしたが、昔の自分と違って、来られる生徒さんは不調がないどころか、ポジティブで健康まっしぐらの方達ばかり。

今回、オーディションに合格し、私はこんな意識の高い生徒さんがくるスタジオでレッスンができるんだ!と合格したことだけに満足していました。

ノウハウはしっかり学んだし、練習もやってきた。
そして何より自分の不調が治った経験が誰かの役に立つことができる、
と思い込んでいました。

そして、レッスンをやり始めてから3ヶ月経った12月の終わり頃、
スタジオの先生からインストラクターのグループラインにこのようなメッセージが送られてきました。

「筋トレ講座のお知らせ〜皆さんぜひ正しい筋トレ方法を
覚えてもらい、アームバランスポーズの苦手意識を克服してもらいたいです。」

そしてさらに、強めのお言葉で、

「アドバンスレベルのアーサナは今後ヨガ界でプロのインストラクターとして食べていくためにはスタンダードとなってきます」

見た瞬間、ヨガインストラクターで生きていく厳しさを突きつけられ、
「やばい」と危機感が募っていきました。

けれども、一方で自分の中で
「そこまで筋トレをしなくても健康でいられればいいかも〜」
と甘く呑気な気持ちもあるのが正直。

しかし、腰を上げて
正月明けにそのレッスンに先生に申し込みをしてみることにしたのです。

そしてその日にスタジオに行ってみると、


なんと私1人だけ!!!

他のインストラクターは別日に受けたというのです!

緊張感が増し、
そこから言葉通り地獄!!

スパルタの筋トレワークが始まりました・・。

何人か受講生がいれば、休憩する時間が多く取れたり、
先生の指導が他の方に流れるのでしょうが、
なんせ私1人。

ありがたくも悲しくも、私自身に注意を届けてくれるので、
ハードな筋トレのパーソナルレッスンの連続。

しかし、人生の中で筋トレなんぞ、
片手で数えられるほどしかやってこなかった私は
ダンベルを持ち上げ2、3回するだけでも
手が引きちぎられそうになるのです。

私の顔はその時眉間の皺と食いしばりで
目が血走り、顔がグチャクチャになっていたことでしょう・・

もう無理!と何度かやめたくなり、来たことを後悔し始めました。

しかし、先生の言葉の

「もう無理と思った最後の一回だよ!」
の言葉が響きました。

そう言う先生の「あと一回!」が何回続いたか!!

そして、長く苦しい地獄の2時間を終えたのです。

くたくたボロボロになり
電車に乗ろうと改札に向かうも
足も手も動かず、
階段を降りるには手すりに捕まって、
一つずつ丁寧に降りないといけないほど体が動かない&激痛です。

人生最大に筋トレをした人間の結末はこうなるんだなと思い、
その筋肉痛は一週間くらい続いたかもしれません。
何をするにも
「イテテテ・・」

ヨガのインストラクターになって浮かれていた私は、
この筋トレで自分の現状維持でいいや、と思う心の弱さを知ったのです。
しかし同時にこの弱さから立ち向かう決心ができました。

そこから筋トレ要素の強いポーズを達成すべく、日常の練習に取り入れるようにしました。

あの人生最大にきつい、と感じた筋トレができたのもあり、
ヨガのアームバランスがきつくなく感じる。

許容範囲が広がり、苦手意識のあったアームバランスは
自分の「筋トレ好きだわ!」に変わっていったのです。

ヨガをする前にコンプレックスだった虚弱体質は改善していたのですが、
今回、さらに、苦手意識のあった筋トレを強化したことで、
腕、肩周りは強化され、
今では

「先生、細いのに綺麗な筋肉、私もそういう体になりたいです!」

と言われるまでに成長できたのです。

私たちは、人生の中で、さまざまな場面で、自分の弱さで
現状維持に甘えてしまう時があります。

けれども、夢を叶えや自分自身の可能性を開いていくには、
自分を味方につけ、そして自分に勝ってこそ
人生を切り開いていくことが可能になるのです。

まるで「大空に飛び立つ」という限りない大きな夢をもち、

自身の可能性を信じ続けたパイロットのように、

私たちも今までに知らない自分に出会うため

大きな一歩進み続けていきましょう!




〜万年不調ネガティブ女子が超健康ポジティブ女子に変わるメソッド〜 
🍀ウェルビーキャリアメソッド🍀


ウェルネスヨガアドバイザー 吉田紗弥


💚鬱・アトピー・喘息・生理痛・PMS ・虚弱体質&運動経験なしから薬0、病院通い0になった私が証明できること。
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