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春の味覚 — ふきのとう —

先日夫の実家のの庭で採らせてもらった、春の山菜・ふきのとう  

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まだカサカサ冬の枯れ草の地面から、あちらこちらでポコポコと可愛い若草色の頭が出ていて、とっても可愛いらしかった^^

「ただ生やしておいても伸びていっちゃうだけだから〜」と惜しみなくふきのとうを採らせてくれた夫の母。

たしかに。

とはいえスーパーではちょっとした高級品。

〔↓参考に西友で売られてた ふきのとう。こんなちょっぴりで157円かぁ〜。〕

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このパックで10パック以上だろうか、気付けば手提げ籠に沢山!なんと有難い。

お家に帰ってから水洗いし、少し水にさらす。

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(こんなに!ザルいっぱいの若草色に壮観です。)

ふきのとうについて調べると苦味だけでなく、アクも強く幾分か毒性もあるらしい。

毒性のナントカって成分(忘)は熱に弱く水溶性らしく、茹でたり水にさらしたりの下処理が必要との事。

まずは夫が好きなふきみそを作りました。


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びんに詰めて、春限定の調味料に^^


で、せっかく新鮮なふきのとうなのだから、と素材そのままを味わえるおひたしも。

春の恵に自然と合掌、。

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これが!

ただシンプルに茹でただけなのに、ことの外美味しくって驚き!(私、お浸しの定番・ほうれん草のお浸しにはあまり魅力を感じないタイプだったので、このふきのとうお浸しには感動!)

お醤油も何もなくても茹でた分そのまま完食しそうになった。


が、バラエティーに富んだ味わいも楽しみたくなり(笑)、おかかをかけてお醤油をちょっと垂らしたら、これまた美味っ!

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さらに、丁度昨日作ったサヤインゲンの白和えがあり、その和え衣(白ごま&絹豆腐)をちょいと拝借して和えてみた。

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こ、これが偶然にも最高!

口に入れると優しい白和え豆腐の中に、ふきのとうのほろ苦さが見え隠れ。絶妙なハーモニーで、んん、ンマイ〜〜!!

白和えってお豆腐の優しい甘みと旨味が美味しく、素直に「ああ、和食っていいなぁ。」と思う一品。それがふきのとうとこんなに相性が良いとは!

また新しいマリアージュを発見した春の一日でした。


もしふきのとうが手に入ったら是非白和えもお試しください^^


オマケにふきのとうのほろ苦さは美味しいだけでなく、ファイトケミカルと呼ばれる成分の抗酸化作用がある様で

花粉症や鼻炎などのアレルギー症状やがんなどに有効との報告もあるそう。〔参考資料:武 鈴子著 「和の薬膳 食材手帖」より〕

やっぱり季節の物には力が!自然の恵、ありがたいです^^


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【補足】

白和えのレシピは、主婦のバイブル(⁈)栗原はるみ大先生のベストセラー本「ごちそうさまが、ききたくて。」のアスパラガスの白あえを参照しました。

豆腐の裏ごし不要でラクチン。くずしたお豆腐にねりごま(すりごまでも大丈夫)、砂糖、塩、しょうゆで味つけるだけで美味しい和え衣!

今我が家のヒットメニューです。↓

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