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安室ちゃんファンだということを会社で公言した結果。


安室ちゃんが、大好きです。
何千回聴いたか、カラオケで歌ったか、
何百回PV観たか、踊ったか、
何十回「Baby Don't Cry」聴きながら表参道を闊歩してテンションあげてから仕事に向かったかわからない。

歌番組に毎週のように出ていた時代も、TVから離れてライブ中心時代も、
暗黒の時代と言われていた時もずっと大好きです。
外出自粛中は、ほぼ毎日LIVE DVDかPVを観ていたので、5歳と9歳の娘も曲の順番や歌詞、PV内容を覚えるほど。

遠い昔の高校時代には、友だちと昼ご飯代500円をカラオケ代にして毎日通ってました。テスト前は朝から晩まで図書館で勉強して、休憩の1時間で昼ごはん食べずにカラオケへ。大人数で行くと自分の番が回ってこないのでいつも2人で行ってました。もちろん安室ちゃんを歌います。あとはSPEED。たまにMAX(沖縄アクターズスクールが好きだった)

大学時代はカラオケ屋でアルバイトをしていたので、シフトの前後にカラオケを楽しむのが日課。もちろん安室ちゃんを歌います。あとは浜崎あゆみ。たまにCHARA(モノマネが流行っていた)

社会人になってからは、仕事終わり、大体22-24時の間にカラオケ大好きな友人(後に旦那となる)と月8万をカラオケに投下してました。

子どもを産んでからは回数は随分減りましたが、たまに行きます。もちろん安室ちゃんを歌います。

で、こんなにも、安室ちゃんもカラオケも大好きなのに、会社の後輩には言ったことはなかったんですね。

コミュニケーションは沢山取りますが、大半は仕事の業務上の話や悩み、相談。ときどき恋愛話。

後輩のことを知りたい!という思いが強くて基本的には話を聞く、という傾聴と質問のコミュニケーションが多かったです。

後輩の前では『しっかり者の先輩さやさん』でいたい、という思いからプライベート感をあまり出したくなかったのかもしれません。

しかし2017年9月の安室ちゃん引退宣言を受けて、ショックを隠しきれない私。

翌日会社でもその話題で持ちきりの中、
『本当に本当にショックすぎる。。。いつか安室ちゃんと仕事出来るかも!をモチベーションに仕事してきたのに。』と私も言ってみました。

当時の私のいたチームでは著名タレントさんとのお仕事もいくつかあったので、アイディアと企画設計次第では本当にお仕事が実現できるししたい!と本気で思っていました。

すると、
「え⁈さやさんて、安室ちゃんのファンだったんですか⁈」

「え!好きなんですか⁈いつから?もしかしてアムラーでした⁈」

「え?そうなんですか?意外!知らなかったです!」

「ねーねー聞いてー!さやさんて安室ちゃんのファンなんだってー!」

と同僚・後輩たちが驚いて、安室ちゃんが引退することと同じくらい、私が安室ちゃんのファンだったという衝撃の?事実で盛り上がりました。

そして、それからどうなったかというと。

安室ちゃん〇〇に出てましたよ!
安室ちゃん今度〇〇するらしいですよ!
安室ちゃん表紙の雑誌あるんで、持って帰って下さい!

どんどん安室ちゃん情報が私に集まってくるー!

自分のプライベート感をあまり出してこなかったということもあり、周りから

さやさんて、本当は(プライベートでは)こんな人なんだー!
しっかり者かと思ってたけど、、カラオケバカですよね!月8万円て笑!

みたいに言われたり。

先輩や上司の「仕事」に関しては、ツッコんだり、「笑」など、なかなか言えないですが、
先輩や上司の「プライベート」なことでは、ツッコんだり、「笑」は言いやすいですよね。

その人の余白を発見できた、という感じ。

私の安室ちゃんファン公言を機に、後輩たちとの距離感がまた縮まったように感じました。

安室ちゃんファイナルコンサートも運良く当選!
平日午後休しなければならなかったのですが、申し込みした時から当選発表までのドキドキもその都度共有して、当選したことも大喜びで伝えていたので、

「ゴメン、午後ヨロシク!私は安室ちゃんに会いに行ってくる!」
と堂々と伝え、
「いってらっしゃい!楽しんで下さいー!」
と応援して送り出してもらえました。


それまでは、チームメンバーの話を聞く、ということに重きを置いていましたが、
2017年9月の安室ちゃん引退報道をきっかけに、少しずつ私のプライベートの話もするようになり、2019年9月の会社員卒業時には、プライベートな話は日課くらいなんでも話す状態になりました。

チームとしての一体感や結束力もこの頃からどんどん高まっていたように思います。

20代の頃の会社での私は、厳しくて怖くて仕事以外の話は皆無だったので、後輩から「笑」なんて信じられないキャラクターでしたが、今はそれが心地よいです。

アラフォーになりましたが、「笑」ってツッコまれるくらいの大人でずっといたいな、と思っています。ツッコまれ力は、愛され力。

後輩や上司、チームメンバーにプライベートな話なんて絶対したくない、と思っている方、当たり障りのない出来事でいいので、少しだけ話してみてください。

実はポテトチップスとコカコーラさえあれば大丈夫くらいジャンキーだとか、料理一切しないだとか、東京ラブストーリーが家族で大ハマりしてた時に迎え入れた犬に”カンチ”と命名したとか、どんなことでもいいのです。

きっと、より良い関係性が築けると思います。今まで知らなかったその人の一面が垣間見えると、人って嬉しくなったり、親近感を持ったりするものじゃないかなと思います。

中間管理職だから、真面目に仕事の話だけをするべき、しっかりすべき、というのはただの私の思い込みでした。「さやさん、もっとプライベートな話出した方がいいですよ、若手にも!」とあの時アドバイスをくれた後輩とは、退職後の今はよき飲み友だちです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!


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