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どう働くかは、どう暮らすかだなぁという話

今の働き方は3年前と比べて私には合っていると思う。
以前は通勤片道1時間ちょっとと残業が1時間、多くて3時間とフルタイム社員ならばよくあるライフスタイルだった。コロナが被り転職のきっかけにはなったけれど、結局のところなかなかそれが私にはそれが厳しかった。

まずは規則正しい生活を送ること。具体的には早い時間にご飯を作って食べて、23時には寝る、というリズム。
胃弱でロングスリーパーの私にとっては夕飯が20時半を過ぎてくると胃に負担がかかり胃痛が襲いやすくなる。収入は落ちてしまったけれど、それが週3のパートをしながらコーチングに費やす時間を作れるようになった今は胃痛の頻度が格段に落ちた。

次に家族との時間。
今は幸いにもパートナーも比較的早く帰ってこられる仕事のため、ほぼご飯・食後のお茶を一緒に過ごすことができている。その時に今日はこうだった、ああだったなど他愛もない会話ができるのがとても嬉しい。

そして自分のやりたいことへの投資の時間。
コーチとしてはまだまだだけれど、勉強や実際にセッションをする時間が持てている。その他にも新たに挑戦してみようかな、と思ったことに時間を充てたり興味のあることに顔を出してみたり。体の調子を整えながら、少しずつ色んな事に携わることができている。何事も無意識のうちにぐっと集中して向き合ってしまう性質の私にとって、時間と体力に余白を残すことはとっても大切なキーポイントらしい。

さて、我が家では最近パートナーが転職活動をしている。彼は会社員。次も組織に所属しながら家族との時間を確保し、通勤距離を短くし、そして収入を落としたくないらしい。でも一方でそんな都合の良いことが起きるのかなとも思う。経済的に頼っている私が言うな!と言う話かもしれないけれど。私の働き方が叶っているのは彼のおかげでもあるので、なおのこと彼の納得いく答えを応援したい。でも逆に私のこの働き方が足を引っ張っているのでは、と感じることがある。少しドキドキしながら引っ越しも視野に入れては、と提案してみたけれどご納得のいかない様子。
そうして二人で話す時間は、暮らしについてに終始することが多い。暮らしに関しては、今が満足なのかもしれない。それはそれで喜ばしいし、実際それが崩れるかもしれないよと言われると不安も感じるのだけれど、暮らしを重視するあまり仕事の選択の視野を狭めすぎないでほしいとも思う。ついコーチング的な質問を投げかけてしまうのだけれど、求められていないのでぐっとこらえる笑。家族という近い存在になると、こういう時途端にどう在ればよいのか思考と戸惑いがぐるぐるしてしまうのはなぜだろう。家族だからと答えを一緒にするのではなく、時には一緒に考えながらも家族だから答えを別にする勇気を持ちたい。

こうして考えると、つくづく働くについて考えることはどう暮らしていくか、ということに直結している。至極当たり前な結論だけれどその先は本当に千差万別。結局今のところ、彼は彼の答えを見つけるであろうことを見守り、私は私の道を手探りすることに引き続き専念しようと思っている。その上でも成り立つ関係性を作っていく努力をする。そのことに価値があるような気がする。そしてきっとそれは日常のほんの些細な積み重ねの連続。些細さを大切にしたい。

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