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絵本のマーケティングをべらべらと語ってみた。

割引あり

絵本のマーケティングって、年齢で語られることが多いんですよ。

0歳児、1歳児、2歳児、3歳児、4歳、5歳に合わせた、それぞれの絵本って感じで。

「絵本」というキーワードと一緒に検索されるワードの上位も、「人気 1歳」とか「無料」「英語」「絵本作家」とか。

▲ここで無料でキーワード検索の上位の結果が見られます。
1日の回数制限はありますが、場合によっては結構有益な情報になりうるのです。

で、そういうキーワード検索上位にちなんだ絵本の記事も多いんですよ、世の中たくさんのネット記事、無料記事が溢れているわけです。

0歳児に読み聞かせする「いないいないばぁ」「あかちゃんのあそびえほん」とか「だるまさんが」とかから始まり、大きくなって「ちいさいおうち」や「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」「スーホの白い馬」をスムーズに一人で読めるようになるまで、数年かけて子どもたちが成長するわけです。成長曲線が急カーブで上昇しているタイプの人類たちなので、身近にそういう存在がいると楽しい。

閑話休題。

仮に、絵本のマーケティングで語られる「年齢」がx軸だとします。もちろんそれでも絵本選びとか絵本作りには参考になるものが多いのです。が、ちょっとお待ちください。
y軸に据えるものによって、さらに色んな話が出来ます。ちょっとそんな話をしようかなと思っています。

単純に「この年齢にオススメ!」という情報であれば世の中に溢れていますが、「どうしてこの年齢、月齢に読むのか?」「ロングセラーの絵本が読み継がれてきたのはなぜか?」という理由をお届けできるかと思います。

だって言葉のレベルを子どもそれぞれにあわせていくイメージは理解できますが、「その年齢ならこの事柄を教えておきたい」という「基準値」は必ずしも年齢に応じた成長をするとは限らんわけです。いつまで経ってもアンパンマン絵本やウォーリーから離れない子もおるし。みんなそれぞれ素敵な感覚の持ち主ですし。

「うちの子と他の子を比較する」という不毛な思考よりも、「独自の興味関心」や「カリキュラム」に応じて学べる絵本があった方がええやないすか、読者や保護者の皆さまとしては。そして、必要なもの、つまり絵本を選択する、それが売れる、と。

というわけで、どちらかというと幼稚園教育に近しい内容に準じて、マーケティングを考えてみた、という記録のお届けになります。

さて、このnoteは久しぶりに【有料note】でお送りします。ここまで読んでいただいて、
「なんか絵本もビジネス文脈を語ろうとしている輩がおるぞ」
「絵本作家になりたいから軽く勉強したい」
「幼児の成長タイミングに合わせて絵本をチョイスできるようになりたい」

という感じで、読み進めてみたい方にオススメします。

遠藤が5年以上のSNSマーケターとしてのキャリアと、14年目の絵本作りのキャリアを持ってして書きました。もちろん気軽に買える値段ではないのは承知の上で、「売ることを考えるってどういうことだろう??」という観点に注目されている方に有益な情報です!

それではどうぞ!

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