食欲の秋、婚活の秋
この時期ですが、離島は夏日もあります。
なぜかしら温暖な日々が続いています。
とはいえ師走を迎えるとシベリア寒気団が到来して、手のひらを返すのは例年通りです。
地域おこし協力隊としてこの島に移住して、早くも3年を迎えてしまいました。
3年間というと中学、高校時代を思い出します。
昔の1年は長かったなあ、という話ですが、論理的な小噺があります。実は人生を分母として考えると、6歳児だと1/6、還暦ですと1/60となりまして。
そりゃあ1年って年々短くなるってもんです。
島の暮らしにも慣れてきて。
料理の腕も上がりまして。
それに30年ばかり小説なんて書いていなかったもんで。実に心配していたんだけど。離島では筆が進む。
何しろ本屋がないので。
知的好奇心を満たすものがない。
じゃあまた書いてみるか、というのが動機でした。
レストランが少ない、ならiPadでの検索片手にフライパンを振るよ、ってこうなってしまう凝り症なんです。
ですがねえ。
独り飯はどうにも味気ない。
それが婚活でもしようかと重い腰を上げているのですが。お相手は自らの趣味性が強すぎてね。
胃袋ばかりつかんでいる次第です。
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