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男性保育士の魅力とは!?そんなものはない?


私は男性保育士です。
稀にですが、
メディアの方から
男性保育士についての取材があります。
その際に聞かれることは
大抵いつも一緒です。

「男性保育士の
 最大の魅力って何ですか?」
「男性保育士って
 今求められていますよね?」
「男性保育士がいると
 防犯上安心しますよね」
「男性が少数で
 苦労した話はありますか?」


大抵が上記のような質問で、
どう答えたら
相手の望み通りの記事につながるのか、
透けて見えています。
この手の質問で
メディアの方に
貢献できるような答えを返せたことがなく、
ライターの方は
いつも手ごたえがなさそうな顔で
帰っていきます。

正直な話、私は男性保育士で、
何人もの男性保育士の仲間や
同僚を見てきたけれど、
いまだに男性保育士の魅力なんて
よく分からりません。

一般に、
世間の思い込みでまれに言われている
防犯に強いとか、
力仕事ができるとか、
パソコンが得意そうとか

などという勝手なイメージは、
私は口が裂けても
言わないようにしています。

万が一、
これから保育士になる
男子学生たちが、
それを聞いたときに、
そんな世間の思い込みを真に受けて
保育士になりたいという将来を
自分で閉ざしてしまう可能性が怖いからです。

これから質問をされるライターさんには、
今後男性保育士の魅力を問う前に、
まず女性保育士の魅力
10個くらいぱっと
挙げていただきたいです。

女性保育士はピアノが弾ける?
いつでも優しい?
抱擁力があっていつでも笑顔?

考えるまでもなく
全員が全員そんなことはなく、
もちろん十人十色です。

ですが、
男性保育士には
その総数が少ないことで、
特定の何かを求められるケースが
稀にあります。

女性保育士と同様に
男性保育士も十人十色です。
男も女も関係なく、
その人個人として、
その人にしかない素敵な魅力があります。
よって、
【性別による魅力というものはない】
と考えています。

ただし、
子どもの中には
同姓の職員にのみ頼りたい場面もあります。
配慮が必要な場面もあります。
家庭のなかには、
父親がいて、母親がいる家庭
があります。

性の違いも含めて、
多くの職員と触れ合うことが
子どもの将来の視野を広げる可能性があるので、
個人的には
男性保育士と女性保育士の割合が
半々くらいになってもいいのではないか
と思っています。

”男性”もしくは
”女性”保育士と接する機会があるときは、
その方の性別に期待するのではなく、
その方自身に期待を抱いて欲しい、
というお話でした。



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