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#みんなと繋ぐ理想のバトン

サワラコーヒーのけいと申します。コーヒーが大好きな30歳です。
今年の3月から活動を開始しています。もう5か月経っててびっくりです。
お店は無くて、イベント中心で色々な人に協力してもらって活動を継続できています。ありがたいです。
 ホームページ :   https://sawaracoffee.com/

もらった写真_210824

(浦幌の地域おこし協力隊 うえのゆいこさんに撮ってもらった写真)

現在クラウドファンディングに挑戦中の『1000人の道東の理想を載せた、ビジョンブック出版プロジェクト』の企画、#みんなと繋ぐ理想のバトンを音更町大好き女子(音更町地域おこし協力隊)の高山さんから頂いたのでnoteデビューします!

たかやまさん2

りそう

1000人の理想を集める』まずその一歩として、『より多くの人が理想を口にする』ことが趣旨らしい。ちなみに僕はもうクラファン支援しています!。

結論から申し上げますと、
僕の理想は『十勝で良いカンジにコーヒー屋として生きていく』ことです。地域を盛り上げたいとかはもう少し余裕がでてからかな。むしろ自分が住んでいる帯広は結構盛り上がってるし盛り上げる必要無いんじゃないかって思ってます(笑)。

せっかくnoteを書くので、長くなりますが自己紹介がしたいです。
すごい色々あって、今コーヒーをやってるので(笑)。
最後まで読んでも何も貰えません。飛ばして読んでください(笑)。

僕は帯広生まれ、帯広育ちの30歳です。
小学校、中学校、高校と平和に暮らし、平和すぎて1浪し、関東の大学に進学しました。道外で都心を選んだのは、都会への憧れがあったからです。

大学では工学部 機械システム工学科です。
小学校の頃から工作が好きで、ものづくりに興味があったからです。
あと、致命的に国語と社会ができませんでした。
大学時代は軽音楽部に入ってひたすらバンドをやっていて、そのまま大学院へ進みました。理由は友達に誘われて特にやりたいこともなかったから。

大学院時代は、ソーラーカープロジェクトをやることになりました。
1年目は秋田の全国大会、2年目はオーストラリア世界大会。1年目は現地でのキャンプの準備、広報(撮影、動画作り)から始まり、2年目は電気系部品の選定・発注、工場での車体製作、大会出場の準備等をやって現地では主に広報(撮影)を担当しました。車とかレースとかに興味が無かったので、モチベーション維持が凄い大変でした。結局、友達が頑張ってるから自分も頑張るみたいなスタンスで食らいつきました(笑)。

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(ダーウィンからアデレードまで、6日間かけて完走した時の写真)

大学院をなんとか卒業した後は、就活で唯一受かった外資系の自動車の燃料タンク製造メーカーに入ることに。ここでは1年半、北米の自社工場とトヨタ自動車の間に入って、設計の仕事をしました。阿部寛みたいな部長とセルジオ越後みたいな上司がいて、メールを1本送るにもカナリ厳しく指導してくれて勉強になりました。仕事が英語ベースでgoogle翻訳を駆使して何とか頑張りましたが、電話会議はマジで何言ってるかわからなくてセルジオに凄い怒られました。トヨタの本社にも沢山行けたし、ワイルドスピードに出てきそうな帰国子女の面白い先輩と中国出張に行けたのが楽しかったです。同期の愛知出身のヤンキーもとても良い奴でした。元気かなぁ。

この次は技術派遣の会社に転職。理由はCADや製図の研修があって、希望した職種(音響系に行きたかった)の派遣先に行ける未来があると言われたから。3か月間、機械業界未経験の同期20人くらいと品川駅の近くで研修を3か月受けて、結局トントントントン〇〇の2トンの会社に派遣されました。社員よりも派遣が多い自動車業界。色違いの社員証で明確に分けられ、別の派遣会社の先輩に教えてもらいながらの仕事。みんな業務を分単位で管理されていて、仕事が上手く進められず負のループに陥り、毎日1時間以上は立ち説教されていて完全に精神がやられました。昼休みに社内の桜の木の下で1人悔しくて泣きながらホリエモンチャンネルを見て仕事を辞めることにしました(笑)。この5か月間は本当に長かったなぁ。ホリエモンありがとう。

このクソ病んでいたときにハマったのがコーヒーです。
横浜で趣味バンドのライブをやったときに休憩中にフラっと入った、珈琲焙煎問屋 まめや本舗 伊勢佐木町本店。焙煎の香ばしい香りとホっとするコーヒーに精神が救われて、すぐに道具を揃えました。焙煎がどうしてもやりたくて、ネットで見つけたレコールバンタンキャリアカレッジ、ロースト&ドリップコース。会社を辞める言い訳は“専門学校に入ってコーヒー屋になる”です(笑)。講師はなんとエアロプレス世界チャンピオン、Passage coffeeの佐々木さん。コーヒー業界や開業を志す仲間と共に半年間コーヒーを学びました。バンド活動とコーヒー活動をしながら心を回復させて、卒業。

こーひー

貯金も無くなり、色々と珈琲屋さんを受けるも受からず、大手コーヒーチェーンの面接担当からは大学院まで行ってコーヒー業界?みたいなことを言われました。生活も厳しく、将来の展望も見えない中、北海道の父親からコーヒー屋はいつでもできるから一度北海道に戻って、ウチの牧場で貯金しながら経営を勉強しなさいと言われて戻りました。

2018年10月~、研修で上士幌のノベルズさんに出向して業務開始。
総務部で初めての事務仕事。拠点が色々とあるので、足寄、浦幌、標茶等に行ったりしました。上士幌の寮に入り、社員の方、ベトナムや中国から来ている研修生もすごい良い人ばかりで楽しかったです。事務所ではコーヒーメニューを作って皆に淹れてました(笑)。11月からはふるさと納税に向けて食品工場でパック詰めの仕事も手伝わせてもらいました。コーヒー屋で働くのが目標だったので休みの日は帯広の“cafe & cakeあちろ“”に勉強させて貰いに行きました。あちろの織田シェフのケーキは世界で一番美味しいです。
一緒にエルレガーデンのバンドを組んで、月1回練習しています。

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そして12月のさむーーい時期に音更牧場で和牛肥育の仕事デビューを果たしました。現場の仕事は牛さんに餌をあげるのがメイン。フォークリフトやショベルの乗り方を習いました。しかしここで、実家の牧場の人員不足とのことでノベルズさんを離れ、父親が経営する幕別の牧場に移籍しました。
短い間だったけど、ノベルズさんは本当に良い会社。

父の牧場は、和牛肥育専門(子牛を買ってきて大きくして出荷する仕事)で500頭の牛さんを従業員4人+社長でお世話をします。北勝牛(ほくとぎゅう)という自社ブランドの和牛です。業務内容は餌やり、藁を食べやすいように機械に入れてほぐす仕事、治療です。ベテラン10年以上の先輩と一緒に仕事を教えてもらいながら働きました。

仕事が終わった後の時間と休日はコーヒーの焙煎をしたり、勉強をしたり、地元の人間関係を広げることに使いました。たまにイベントでコーヒーを淹れさせて貰ったりもしました。このときに将来コーヒー屋をやりたいって周りの人やツイッターで言いふらして焙煎したコーヒーを配ったりして、種まきをしました。

2019年1月~2020年12月までの約2年働いて牧場をノベルズさんに売却したタイミングで僕も仕事を辞めました。
アトピー喘息持ちで身体はとても辛かったけど、第一次産業の現場に関われたこと、父親と一緒に仕事をできたこと、長い間会社を支えてくれた社員さんと働けたことはかけがえのない財産です。

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(牛さんは本当にかわいいです、背中を掻いてあげると喜びます)

1月~は、とかちむらのマテナ珈琲さんにお声がけ頂いてアルバイトをさせて貰えることになりました。はじめての飲食で緊張しましたが、色々と勉強させてもらえました。お客さんにコーヒーを淹れる仕事がやっとできてとても嬉しかったです。ここの東ティモールのコーヒーは酸味控えめでとても美味しいですよ。今は自分の活動を優先させてもらって、出勤していません。

2月は、コーヒーの国際鑑定資格(アラビカQグレーダー、ロブスタQグレーダー)を取るために熱海にあるJapan Coffee Exchangeに行きました。牧場時代に一度トライして落ちていて、リベンジ受験です。19個の試験にすべて受からないと合格できません。アラビカQグレーダーは無事合格しましたが、初めて受けたほうのロブスタQグレーダーはボロボロで落ちました。ここで味覚や知識を一気にインプットすることができて、えぐい成長ができました。本気でコーヒーをやるなら行ったほうがいいです。

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(講師の松澤さんと記念写真)

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(極限状態で死んでいた時に撮られた写真)

そして3月からサワラコーヒーで開業届を出して活動を開始しました。
浦幌のトコムロラボさん、帯広のBar Pondさん、幕別の十勝ヒルズさんを中心に。最近では、芽室の小さな森のマルシェ、滝上のカースイさん、鹿追のトマルカフェさん、帯広のファーマーズマーケット、スクオーラ帯広校さんでの講義など活動が広がっています。コーヒーのネット通販も少しずつ売れてきました。お客さんとも楽しくコミュニケーションしながら営業をさせて貰っています。

士幌の道の駅でアルバイトをさせて貰ったり、Barでアルバイトをさせて貰ったりもして経験値も稼がせて貰っています。

まだまだ、収入面では目標に達していないけど色んな繋がりができたり、学びがあったりとても充実しています。これからどうしていくか、5年後10年後を見据えて作戦を立てます!。

以上ながーーーーい自己紹介でした。読んでくれた方、ありがとう・・・。出店の時note読んだよって言ってくれたら50円引きします(本当)。

自分が北海道の十勝で好きなコーヒーの活動をしたい理由はこんな感じ。
 ・生まれ育った地元だから
 ・都会は店ありすぎて、自分がやる意味を感じない。
 ・親もおばあちゃんも居て活動を応援してくれるから
 ・生活コストを抑えられるから
 ・応援してくれるお客さん、友達が居るから

理想はコーヒーのおいしさや面白さを伝えながらコーヒー屋として良いカンジに生きていくこと。余裕が出来たらコーヒーの仕事をしながら他の仕事にこチャレンジして視野を広げていきたいなぁ。特に料理とかはコーヒーに生きるからやってみたい。

ドット道東の今回のリターンはかなり頑張って5万円。
前のガイドブックの時は5000円のスタッフになれる権利でした。
キャプチャ

今回5万も頑張った理由はこんな感じです。
 ・もちろん、ドット道東を応援したいから
 ・ビジョンブックを通じてまた繋がりができたら嬉しいから
 ・自分が払うのがキツイくらいの金額の方が、払った後にその分頑張ろうと思えそうだから(笑)

最近帯広近郊はコーヒー屋さんも、カフェも増えまくりんぐです。
その中で埋もれないように頑張るので、応援はしなくていいけど、やってんな~と思っていてください(笑)

リレーを繋げてくれた、高山さんありがとうございました。

もうすぐで終わっちゃいますがドット道東では、クラウドファンディングも実施中です!目指せ、1000人!!!!。

終わり。




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