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春先に起こりやすい体調の変化とは

雪が降ったり
まだまだ寒い日が続きますね。

だけど暦の上では…
今年は2月4日(金)から立春に入り
もう春なんです。

日も長くなってきて…
陰陽で言ったら
まだまだ陰が多いけど
少しすつ陽が増えてきている。


私たち人間も
自然の変化を少なからず受けるので…
身体も陽が増えます。

陽には上に上昇していく性質があるので
気が上昇しやすくなります。

 
・顔が火照って赤くなる
・上半身はのぼせているが手足は冷たい
・突然動悸がする
・急に頭痛が起きる
・急に腹痛が起きる
・急に咳がでる
・物事に驚きやすい
・焦燥感に襲われることがある


これらの症状が出ている方は
「気逆(きぎゃく)」
が起こっているかもしれません。


なにを隠そう、、
実は私が今年の立春前後から
これらの症状がでて…
(咳以外ぜんぶ、、)

別に何も特別不安なことをしてないのに
突然心臓がバクバクして

こんな動悸久しぶり…
気逆だな。

というか
6年前の脳震盪以来
この時期にいつも不安定になってるなぁ。
やっぱり春先だからかと再確認。

 
自然の影響を受けて
春になると不調がでる方は
一定数いると思うので、

今回は春の養生法についてシェアします^ ^


 医学古書
『黄帝内経素問』の
四気調神大論による
春の養生法はこちら^ ^

朝は早く起きて
ゆったりと散歩をし、
髪結いをほぐして
のびのび身体を動かす。
春にいきいき芽生えていく万物と同じ様に
私たちもいきいき気持ち良く
エネルギーを発散していく。
これに背くと
「肝」が傷んで
夏に身体が冷えやすくなる。
 

自然と同じ様に
私たちものびのび活動するといいのですね。

「肝」には「気」や「血」を
全身に巡らせる働きがあります。

「肝」の調子が良く、
春先にのびのび活動できると快適に過ごせますが

ストレスや諸事情によって
のびのび活動出来ないと
「肝」が傷みます。

そして
「肝」の巡らせる力が弱っていると、

陽気の上昇によって「気逆」が起こったり
気の鬱滞である「気滞」が起こったりします。


そんな時にオススメのツボは…

★太衝(たいしょう)

足背で親指と人差し指のつけねのへこんだところ。

肝の経絡のツボで
肝を働きやすくし気血の巡りを良くします。

 
ここのツボを押してみて
気持ちが良いと感じる場合は
弱っていてお灸が必要なので、

今のところ辛い症状が出ていなくても
毎日のケアで
未病を治そう♡


残念ながら動悸が起こってしまったら。
(私だーー。。。)

脈が速くなって
緊張が高まって
とにかく辛い緊急時のツボはこちら。
 

★外関(がいかん)

甲側の手首の関節の中央より
指3本分肘寄り。

三焦経の経絡のツボで、
脳の緊張をダイレクトに鎮め
脈拍を落ち着かせます。

★丘墟(きゅうきょ)

外くるぶしの前方のへこんだところ。

胆経の経絡のツボで
首の側面の緊張をゆるめ
頭の緊張を落ち着かせます。

この外関と丘墟がとにかくすごい!

6年前の大きな脳震盪以来
とにかく自律神経が乱れやすくなって…涙
さらにパニック障害をこじらせ
様々な体調を経験しましたが、

脈拍が速くなって
恐怖が亢進するのは
本当に辛いですね。。

今回…
とにかく脈拍を落ち着けたいと
試しまくって…

圧倒的に効果があったのが
この外関と丘墟。

鎮静効果が他のツボと全然違います!!

突然脈拍が120-130台から
なかなか下がらなくなって
(じっとしているのにですよ…)

「このツボはどうだ?」
…126

「これならどうだ?」
…136

ダメだ…。

そんな時
…そうだあれをまだ試してなかった!
頻脈のツボだ!

外関と丘墟に鍼をしたら
突然脈拍が107に下がりました嬉泣
…助かりました、涙

びっくり。
たまたま?
(性格上一回の結果だけでは信じられない。
何回か検証しないとね~)

翌日もまた突然脈拍が122に。

よし今日はお灸だけでもいけるか試してみよう(外関にお灸して4分後)
…91

!!!
マジで?
たった4分で脈拍が30も下がるなんて!

これはたまたまじゃなくて、
外関のツボの効果だな♡

改めてツボの威力を知りました。
身体を張って人体実験してます、、苦笑

動悸ではなくても、
緊張している時は試してみてください^ ^


自分も「気逆」になっているかも…
という方は
足を温めることも大切。

頭寒足熱(ずかんそくねつ)

頭が涼しくて
足がポカポカしているのが
健康な状態なので、

足を冷やさないよう
お互いに気を付けましょうね^ ^

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