✅40代男性【妻が子どもに過干渉】選択理論でコーチング#99
「40代の男性。小学6年生と4年生の子どもに対する妻の干渉が強すぎます。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・妻が子供に対して、厳しく過干渉な教育をし、「自分の考え方」に固執して、周りのアドバイスにも耳を貸さないので、困っている。
・子供が妻の過干渉で厳しいしつけによって、育ち方に問題が生じないか、心配で困っている。(推測)
相談者の「願いごと」
・自分が父親として、どのように対応すればよいかを知りたい。
・子供にはのびのびと健全に育ってほしい。
【コーチングモデルと選択理論の考え方】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・妻が「子供に対して、厳しく過干渉な教育をし、自分の考え方に固執して周りに耳を貸さない妻」に振り回されて困っている。
・父親として、どのように対応すれば良いかが、わからなくて、困っている。
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(大日向雅美さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・夫であり、父として、どんな家庭、家族であってほしいですか。子供達には、どういうふうに育ってほしいですか。また、どんな夫婦でありたいですか。
・子供達は、どのようなお父さんであってほしいと考えているでしょうか。また、お父さんに具体的にどんなことをしてほしいと願っているでしょうか。
・奥さん自身も、自分なりに「精一杯の努力をされている」のかもしれませんね。また、奥さん自身が、自分の経験や、自分の性格、不安な気持ち、母親としての承認欲求などに、振り回されているようなところがあるのかもしれません。奥さんが、できるだけ心の余裕が持てて、自分が子供にしていることが、子供にどのような影響を与えているかが客観的にわかるようになるような良い方法、などがあればいいですね。
・奥さんの子供さんに対する接し方が、いつもより問題が少ないときなど、どういう場合には、奥さんの態度が柔らかになるのかにも、注意されて、そのような例外的な場合が増えていくには、どんなことがあればいいのか、の観察もされてみてください。
・「自分の考え方に固執する奥さん」を変えようとすると、奥さんの抵抗を生み、ご主人やお子さんとの関係に悪影響があるかもしれません。奥さんの対応で、承認できるところがあれば、積極的に承認し、また、お子さん達の行動についても、認められるところは、積極的に認められるのもよいのではないかと思います。
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
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