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✅50代女性【実家のネズミ駆除を父が拒否】を選択理論でコーチング人生案内#12

 50代の専業主婦。80代の両親が2人で暮らす実家のことで、切実に悩んでいます。両親は自活できていてありがたいのですが、実家の建物は古く、ネズミの害がひどくて手に負えない状態です。

 以前は天井裏で物音がする程度でしたが、今ではずぶとくなって食品もかじられ、辺りに転がる排せつ物は臭くて不潔です。両親は捕獲器を置き、就寝前には食べ物を収納するなどの対策をしていると言いますが、気休めにもなりません。

 衛生的にもう限界だと思い、業者によるネズミ駆除を提案しました。しかし父はへそ曲がりな性格で、納得しなければてこでも動きません。皆で気を使い、姉や弟からも駆除を勧めていますが、「家が古いから駆除しても外から入ってきて無駄だ」と父はかたくなに反対します。

 ネズミにかじられたものも捨てずに口にしているようです。ご助言をお願いします。(神奈川・H子)

(2022年1月26日読売新聞)

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・実家のネズミの害が深刻でもう限界だが、高齢の父がへそまがりで、業者の駆除を提案しても、かたくなに拒否して困っている。

・不潔な環境に暮らす両親が病気にならないかと心配である。(推測)

相談者の「願いごと」

・父親に、業者による駆除を納得させたい。
・高齢の両親には、清潔な環境で暮らさせてあげたい。(推測)

【次のようなコーチングモデルで考えています】

「いやがる相手を変えようとしても、相手の抵抗を生み、人間関係が遠ざかるだけ」
と考えてみましょう。

人間関係では【相手の困りごと、願いごと】を推測しましょう

相手方(父)の「困りごと」

・ネズミの害がひどいが、家が古いので、駆除しても外から入ってきて無駄なのに、子供たちが、業者に駆除してもらえとうるさく言ってきて困っている。

相手方(父)の「願いごと」

・ネズミ対策は、自分たちでやれることはやっており、これ以上しても無駄であるが、がまんして住めないことはないので、自分たちの好きなようにさせてほしい。
・子供だからといって、親の生活に干渉しないでほしい。(推測)

【相談者の困りごとのパターン】を見ましょう

・父親に業者によるネズミ駆除を受け入れさせたいが(相手を変えたいが)、父がかたくなに拒否し(相手が思うように変わってくれず)、困っている

・両親には、清潔な環境で暮らさせてあげたい(子としての願いごとを叶えたい)。

【心に響く回答者(佐貫葉子さん)の言葉】

ネズミの害は衛生面の問題のほか、電気配線をかじるなどして漏電にもつながります。そうなるとご実家だけの問題ではなくなります。(専門意見)

・お父様はなぜ業者による駆除を拒否されるのでしょうか。単にへそ曲がりの性格のゆえか。それとも年齢的に新たなことを始めるのが面倒で嫌なのか。

・駆除業者のパンフレットなどを見せ、駆除には進入路の遮断など再発防止策まで含まれるので決して無駄にはならないと繰り返し説明しましょう。説明はあなた一人が責任をもってされたらよいと思います。

【本人の答えを引き出す質問】を3つ考えました

・お父さんは、かたくなに、業者による駆除を拒否することによって、お父さんにとってどんな大切な価値観や信条を守りたいと思っているでしょうか? お父さんのそのような気持ちにどうすれば共感を示せるでしょうか?

・「ネズミの駆除前」と「ネズミ駆除後」の状況の違いは、具体的にどのようなものでしょうか? その違いは、お父さんやお母さんにとって、どのくらい喜ばしいとか、安心できるものになりそうですか?

・お母さんは、どのような願いを持たれているのでしょうか。子供として、お父さん、お母さんに、親孝行として、どのような生活をさせてあげたいと思われているのですか?

今回は以上です。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。

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