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視点を変えるトレーニングを意識してみる|メンタルトレーニングの初歩

「視点を変える」ということ、あなたはどれくらい意識していますか?

実はこの「視点を変える」ということはメンタルのバランスを取るために、
かなり重要なポイントです。


ただ、気をつけないといけないのですが、

なんでも「ポジティブ」「前向き」がいいわけではない

ということです。



例えばこの視点を変えることに関して「コップに半分水が入っているとき…」という例えを聞いたこと、ありませんか?

「まだ半分ある」
「もう半分しかない」

そして多くの場合

「もう半分しかないと悲観的、ネガティブに捉えてしまいがちなので、まだ半分あると前向きに、ポジティブに捉えましょう」…

といった文脈で言われることが多いかと思います。

でも、現実的には何でもかんでも前向きに、ポジティブに捉えるなんて意味がないですし、そもそも無理がある話しです。



じゃあ「視点を変える」ためにどんなことを気をつければ良いのか、というと

現実に即しているかどうか

です。

現実に合わせて視点を変える


震災や自然災害などで避難生活を送っていたり、身の安全が十分ではない状況だったら、水が「もう半分しかない」と捉えるのは正しい見方です。

「まだ半分ある」と楽観的に捉えてしまうと、あとから苦しくなってしまうかもしれません。


でも、足りなくなったらコンビニに買いに行けたり、まだ買い置きがあるような、安全な状況だったら「まだ半分ある」と楽観的に捉えても問題にはならないでしょう。

そんな状況でも「もう半分しかない…」と悲観的になりすぎるのは、現実に即しているとは言い難いですよね。



つまり「視点を変える」トレーニングをする際のポイントは、まずは現実を冷静に理解し、受け止めることからです。

そしてその現実を踏まえて、適切な視点を持つということです。

これが「視点を変えるトレーニング」のやり方です。


状況に合わせて、必要に応じて、視点を変えることができる。
この柔軟性を意識することが、大事なメンタルトレーニングです。

ビジネスマンのメンタルトレーニング


ぜひ日頃から、自分の視点を変える心の柔軟さを意識してみてくださいね!




ちなみに今日はまるさんの記事をみて、インスパイアされました。

“随分前の話になりますが、
「落ちないりんご」の話も有名ですよね。

1991年の秋に台風が次々に上陸して
青森県のリンゴが9割も落ちてしまいました。

リンゴ農家の人は、
肩を落として嘆きました。

ですが、ある経営者さんが、
落ちなかったリンゴを『落ちないリンゴ』の名前で売ったところ、
受験生に喜ばれたそうです。

同じ状況でも、どこを見るかで変わりますね

規格外のさくらんぼ
残った1割のりんご

どちらも変えることができない事実です。

ですが、その事実をどう見るか?
どう受け止めるか?は自由ですね
。”

(太字は筆者によります)

お読みいただき、ありがとうございました!


前回はこんな記事でした




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