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どんな気持ちも半分に

今回はHalf time OldのSpring Tour2021 「半分古」初日!!大阪・梅田Shangri-Laにて!!目撃してきました!!!久しぶりの全国ツアー、そして!ワンマンライブは1月11日の(東京公演)以来!!一年前から想うように活動が出来なかったリ、その中でもYouTube配信であったり、配信ライブであったり、それらはHalf time Oldにとっては一つの挑戦でありファンのことを想ったが故の行動であったと思います。少しずつ有観客ライブができるようになって大阪にもライブをしに来ることが増えた彼ら。状況は深刻になりつつあるがそれでも音楽を止めなかった彼らのライブはたくさんの人の心に響いたはず。

セットリスト

1.みんな自由だ
2.my^2
3.あまのじゃく
4.雛の歌
5.エール
6.101分の1の本音
7.マッシュルームソング
8.ほたる
9.=notequal=
10.runner「A」
11.達磨
12.スイッチバック
13.GO&SING
14.メイサイ
15.ツキノトモ
16.ミニマリスト
en.アウトフォーカス

一緒に余韻に浸りましょう☺︎︎

ライブレポート

会場の照明が暗くなりSEが会場に鳴り響いたあの時瞬間、正直まだこれからライブが始まる実感がなかった。SEと共にメンバー登場後もまだ夢の中にいるような感覚の中Half time Oldのワンマンライブが始まった。一曲目は「みんな自由だ」冒頭から『好きにやろう みんな自由だ』とライブの楽しみ方はもちろんだがあの場に来ることを選んだことを肯定してくれた。続けて披露されたのが「my^2」Half time Oldの4人のことを歌ったこの曲。ここの歌詞パートに合わせてコーラスする場面が何とも言えないくらいに好き。『ロックバンドくらいしか もう僕らの心を癒せなくなったなあ』このロックバンドてのは私にとっては目の前にいたHalf time Oldというロックバンドだった。この曲には今までの自分を全肯定してもらえる。意味のない時間などなかった、すべてこの景色を見るための道だったと思えた。あと彼らから聞く「名古屋のHalf time Oldです。よろしくお願いします!!」を聴くだけでもうチケット代分の価値はあると毎回思うくらいにあの言葉を聞くのが好きだ、、、話はそれましたが、続いて披露された「あまのじゃく」この曲を聴くといろんな人の顔が頭に浮かぶ。21年生きてきて関わってくれた人たちのこと、そして出会えた音楽、生きてることに感謝だな。と思わせてくれる。個人的に『今日から筋トレ始めます はぁはぁ』の『はぁはぁ』と歌われるところが好きです。わかってくれる方いませんか、、、?「雛の歌」の『夢は失くさずにいてね 君は間違ってないよと』最後の歌詞を心から歌われる姿に目元が熱くなった。「101分の1の本音」には人の根の部分をついている気がして『いつも100の善意よりたった1つの悪意に心乱されて 涙は尽きることはないな』この歌詞に今の状況に当てはまるというか人の根の部分が前以上に見えるようになった今、デリケートになりがちな心を歌ってくれているようだった。『時代は流れてゆくけれど 悩みの種類だって増えるけど バターで炒められたら いつかあの日のように笑えるよ』この歌詞、天才なんですよ、、、バターで炒めるって表現はどこから出てくる、、、本当に言葉の操り方がすごい。

関西でのライブは3月28日の神戸であったOKOJOとのツーマン以来ですが大阪でワンマンライブをするのは一昨年ぶりなので~大阪~お久しぶりです。そういえば今日同じ大阪でOKOJOがワンマンライブをしているそうです。彼らに負けないようにまだまだ歌っていきます!!「マッシュルームソング」という曲を!

言葉って本当に難しい、考えて振り絞る言葉や何も考えずに出る言葉、価値なんてわかりやしないけどいつだっておもいやりのある言葉を使いたいと思わせてくれる曲。個人的にベースのうっちーさんが前に出てきて手を上下させてノリかたを教えてくれるあの仕草が好き。続くのは「ほたる」個人的に好きな曲で聴けてうれしかった曲。「みんな自由だ」では前面に『自由』が歌われるがこの曲は葛藤の中で生まれた自由を生み出しているような曲のようで『どう思うかどう見つめるかで変わる世の中で一番 大切にすべきはなんなのか 納得するべきは他ではない』この歌詞がこれからを物語っている。

限られた空間でのライブ下ではあるが彼らなりの想いを言葉にしてくれてこちらは涙腺ゆるゆる、、、「ステージに白いテープが貼ってあって、ここから前に出るなってことらしいです。限られたことが増えてもどかしい気持ちもあるけどこれにほかのバンドたちは逆に燃えてるんですよね、そんな姿に僕たちは元気をもらってるし負けたくないなって思います。まだまだたくさん曲あるのでついてきてください。」

「=notequal=」イントロからかっこよすぎるこの曲。この曲は、どんな世界だってどんな生き方だって自分で決めたなら進めるはずだ。と言ってくれてるような気がする。報われてきたとか、報われなかったとかそんなのどうでもよくてこの曲が救ってくれるんだ。続けて演奏されたのが『runner「A」』繋ぎがかっこよすぎて震えたな。声は出せずともフロアから曲に合わせて拳が突きあがっていてステージから放たれる赤い照明の中歌われる4人は何とも言えないくらいにかっこよかった。個人的にここの曲繋ぎもまた半端なく好きだった。続くのは「達磨」小鹿さんの何とも言えない懐かしさや温かさが表現されたギターの音に涙が出そうになった。曲名の通り「何度だって立ち上がって見せると決めた」と達磨が倒れても立ち上がるように人間だって転んでもまた立ち上がれるんだと歌ってくれるこの曲が大好きです。これまでをしっかり肯定してくれる曲。『全て失くしたわけじゃない 全て失くしても構わないものを見つけに行こう』このツアーはこの歌詞のようなツアーになるんだろうなと思った。

ここで緩めのMC~

まさはるさん(ま)小鹿さん(お)

(ま) 今回大阪ということでおっちゃんはたこ焼き食べましたか?           (お) 実は今日食べれてないんだよね、、、                (ま) あ、終わりだ、、(笑)                        (ま) あのですね、ブルーノっていうホットプレートを買ったんですよ!皆さん知ってますか?僕今までタコ焼き機持ってなかったのでこの前作ってみたんですよ。いやーたこ焼きうまいっすね(笑)                    (お) たこ焼きおいしいでしょ?自分で作るとよりおいしいんだよね~                   (ま) おっちゃんは結構たこ焼きの研究してるんですよ。どんな研究してるの?                                   (お) 粉が大事でね!たこ焼きってお店によって全然違って、自分の好みにもよるけど大阪のお店の味を研究して作ってるよ。             (ま) 結局好みなんだね                            (お) まあそうだけどね!たこ焼きって奥が深いんだよ!粉の分量も大事なんだよ!あとね中身のタコまでしっかり焼けるようにねはじめに外側をカリッとあげてから何回も回しながら温度を下げてじっくり焼いていくんだよ。
(ま) あの、粉って何使ってる?
(お) 薄力粉とか、時々たこ焼きの粉も使うよ
(ま)たこ焼き粉の袋に分量とか書いてあるよ…
(お)いや!でもね!違うんだよ!やっぱりお店の味には似ても似つかないんだよ!                              (ま)大阪の人の前でこんなにたこ焼きのこと言うのもなんかあれですね(笑)                               と会場をたこ焼きの話で和ませてくれました!たこ焼きの話に必死すぎてようさんが「おっちゃん次行ける?」とおっしゃった時小鹿さんが「ちょっと待って!次の曲飛んだわ。。」と一瞬焦った表情もありましたが次の曲の始まり方が半端なく繊細に耳に残ってる。たこ焼きの話なんて忘れてしまうくらいに素晴らしいものを目撃してしまった。

「世界はまだ混乱して競争して~世界はまだ混乱して競争して~」と冒頭に歌われたとき鳥肌が立った。瞬きを忘れてあの世界観に包まれていた。時がゆっくり流れる感じ、大きくもなく小さくもないけど目には見えないが虹がゆっくりと作り上げられるような現象が目の前に広がっていた。大変な世の中になってしまったけどこの曲では「最高を生きる僕たちは」と歌われている。決してこの状況が最低ではないのかな、いやでもそうとも言い切れないけどあの瞬間は最高という言葉では言い表したくないほど最高で素敵なものだった。

「声は出せないけど声が出せなくても楽しむことができるようなライブにします。声が出せなくともしっかり届いているので声を拳にかえてください。」この言葉に続いた曲が「GO&SING」みんなで一緒に歌いたいところをしっかり腕をめいいっぱい突き上げるフロアはとてつもなく輝いていた。正直拳でメンバーが見えなかった時もあったがそんなのどうでもよかった。あの空間をみんなで作り上げていた、あの光景は忘れない。「二度と来ない感動を知る」そう、まさにあの瞬間、あの時間。私も今日をあなたと生きたことを忘れないです。続いたのは「メイサイ」考えるほど行き詰まる、考えること、向き合うことが増えた気がするこの一年。自分の中にだけある大切に気付かしてくれる曲です。「シンプルな応援歌!」と言われて披露された。「エール」この曲もみんなで歌いたいところがあるが歌いたい気持ちをぐっとこらえて拳にかえる。強く握る拳には汗が滲み出る。この曲はただの応援歌じゃない気がしていて、ステージから歌を届けてくれるHalf time Oldとフロアのお客さんが互いに応援しているように見えた。人と人が支えあうってこういうことかもしれない。触れ合ってはいなくともしっかり支えあっていた。熱いというよりも暖かい応援歌だ。「ツキノトモ」この曲の『でもさ僕が消えたとしても誰かこんな僕のために泣くのかな』この歌詞は私も思ったことがある。暗くなってしまうがもういなくなってしまった方が楽なんじゃないか、と思ったことが何度もある。でもそんなときそばに寄り添ってくれた友達がいた。あの子のことを考えながら聞くこの曲は毎回涙腺崩壊不回避だ、、、なあ親友よ、出会ってくれてありがとう。音楽よ、出会ってくれてありがとう。「早いことに次が最後の曲になります」この言葉はいつ聞いても寂しくなるなあ。まさはるさんが前方にきて「素晴らしい日々をいつか君と迎えられるように 失ってばかりだけど取り戻す旅に出るよ」とフロアに向かって歌ってくれて始まったこの曲。ツアー開催が約1年半ぶりになってこの16曲を通して感じたのはこの歌詞通り、このツアーは失ったものを取り戻す旅なんだと。決して失い続けたわけではないがなかなか会えなかった人たち、これなかった場所で温めてきた新曲たち、ぶつけることが出来なかった想いなど音楽を通してしっかりと距離をつめながら届けてくれた。この曲だけで一万字くらい書きたいところだが、、これだけ言わせてほしい。「楽しむことが怖いかいプライドが邪魔するんだ 生きることが辛いなら逃げることも学ぶんだ」この一年、今もずっと正直楽しむことが怖い、周りの視線、この世界の意見、日に日に規模が大きくなり不安も募るけどこの瞬間今だけは楽しもうと思わせてくれるこの歌詞に涙が止まらなかった。

アンコールに応えてくれ登場したメンバーはグッズ紹介へ。今回のツアーから新グッズがたくさん出た。おしゃれなのでぜひチェックを!!『アンコールありがとうございます~!!本当に今日集まっていいただきありがとうございます。アンコール一曲して帰ります。ありがとうございました!最後はおなじみの!!「アウトフォーカス」』感情の置き場はしっかり用意されていた。どんな自分でも今が一番輝いていると思えたらいいな。と思わせてくれる曲。なんてったって『僕ら一人一人がドラマ』だから!!舞台袖には誰かいてくれたのか、、、鬼頭さんが『舞台の袖から見守ってくれてる人~』と歌われたとき苦笑いだったので誰もいなかったのかな、、私が舞台袖行ってていいなら行きたいわ!!と思ってしまう。最後に「ベース内田匡俊~!!ギター小鹿雄一朗~!!ドラムスさかにしよう~!!そしてボーカルギター鬼頭大晴~!!でお送りしましたHalf time Oldでした!また会いましょう。ありがとうございました!!」と言われ最後の一音は中心に4人集まり大切に魂込めて鳴らされツアー初日は閉幕した。

どこのタイミングのMCか忘れてしまったがみんなの悪夢の話も面白かったなあ。次の名古屋公演では小鹿さんの悪夢?も聞けるかな?うっちーさん、ほんと生きててよかった(笑)話聞いててこっちまでひやひやした。ようさんのいきなり曲披露してくださいって言われてドラムセット見たら配置がぐちゃぐちゃだった話、まさはるさんのセトリ知らずにライブ始まる話はまさはるさんのフロントマンとしての意地というか負けず嫌いが出ていた話だったなあ(笑)かっこいいライブしつつこんな風に和むMCであったりバンドの色が出るなあ!素敵な色だ!

久しぶりのツアー開幕をこの目で見ることが出来て本当に良かった。募り募った不安も、どうしようもない気持ちも、想いも、やっぱりこのロックバンドが癒してくれた。「音楽って免疫力を強くする作用があるらしいですよ!」とまさはるさんがおっしゃっていた。たくさんの音楽はあるけど私の免疫力を上げる音楽はまさに今目の前で音楽を届けてくれているHalf time Oldだった。腐りきった、今にも枯れてしまいそうな私の心に優しい水をやってくれたロックバンド。ツアー無事完走できますように!!次は4月29日名古屋!!ハーフの地元!名古屋公演はどんなセトリなのか!楽しみだなあ!!今日も生かされている。

ライブハウスのシャンデリア綺麗だったので📸

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