新曲の話(Satsuki Note - Blood Court)

▽Title:Blood Court
・Music:ぼく
・Lyric:ぼく
・Jacket artwork:ぼく
・Movie Edit:ぼく
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さて、遅くなりましたが、先日出た自身のオリジナル曲の話でもしようと思います。

作詞作曲、ジャケットのデザインやらムービーやら全部僕が担当してます。

いろんな音楽配信サイトで聴けるのでチェックしてみてください。

まぁボカロではなく「自分自身」の曲ですからね、すべて自分で作ったり編集したりしてなんぼだろうというアレで製作しました。

その第一発目がこの「Blood Court」なわけで、今回も新曲に関するアレコレを語っていきたいと思います。
基本僕は長文ですからね、酒でも呑みながら心に余裕のある時に以下ご覧ください。



<曲について>
実を言うと、この曲は昨今まで煮詰まってチマコマ作ってた曲ではありません、割とサクサクっと完成まで持っていけたものです。

というのも、この曲は今の「殺生ノヲト」の前の趣味垢のときに出そうと思っていたオリ曲なんですよね。
でもその当時は仕事に追われすぎて結局暇がなくなって出せずじまいで終わったんですが、ノヲトになってオリ曲だそうってなった時に、その曲が煮詰まりすぎて「やばい納期遅れるわ」ってなって。
んで待たせてしまったお詫び的な感じでオリ曲をもう一個出そうと言うことにしました、それがこの「Blood Court」な訳です。

ふとした時、当時の趣味垢で作っていた曲ファイルを見直す時があって、その時に「全体的なギターリフだけ仮で録ってあって後は放置」みたいなファイルがあったんですよ。
そういうのって大概ボツにするんですけど、なんか通して聴いてみたら意外に洋楽っぽくてかっこよくてですね、んで「これは完成させる価値アリだな」と思って完成まで持ってったんですよ。

「最終的にどういう作品にするか」
そう言ったことも多少悩みましたよ、でもこれはノヲトというより、本来のノヲトの中身の自分が歌うならっていうコンセプトにして作った作品なので「闇感」が抜き出たものになりました。

軽い曲調だったり単にスピーディなものよりも、割と重たいもののほうが自分の声質に合ってることに気づいて、割と僕なりに納得のいくものが作れたんじゃないかなって気がしてます。

ぶっちゃけ「過去の自分との決別」という意味合いも込もってます「今はノヲトなんで、過去の自分ばいばーい」的な感じorz



曲のジャンルは「メタルコア」ですわな、どちらかというと「デスコア」に近いかなっていう。

でも、元々洋楽だけじゃなくてV系にもインスパイアされた人間なので、それ風なクリーンなパートもちゃんと入れたかった。

普段だったらボカロみたいにテンポチェンジとか若干ユニークな展開も入れるんですけど、今回はそういうの抜きにしてストレートな感じで攻撃力に特化したものを作りました。

あとはデスボもあえてグロウルメインにして、クリーンパートも割と太い声色で歌ってみたりして、少しでも洋楽っぽさを引き立てさせるような感じで仕上げてます。



あと、これは余談ですけど、
僕の声ってキー高いですかね??(´・ω・`)?

配信前に僕の知り合い何人かにこの曲聴かせたんですけど、そんなこと言われることが多くて。

まぁ確かに(どのバンドと比べて、的なものはあえて言わないですけど)高めかもしれない、かな、と。

基本的に僕の声は低いですよ、酒吞みすぎてand昔喉を壊したことあるせいか、シャがれ気味な声質なんで高っぽく聴こえるだけだろうなと思ってます、さすがに「紅だぁぁぁぁぁぁあああああああああああ」みたいな声は出せません。



サウンド的なもので言えば、今回は「エクストリームメタル」っぽさはあまり醸し出してません、ドラムだってギターだってベースだって、ありがちなサウンドを意識してメイキングしてますからね。

今回はジャンル云々よりも「自分の声質に合ったもの」っていう考えを念頭においていたから、自然とありがちな音に寄ってった感じでしょう。
仕上がりはそこそこ満足してます、綺麗さとワイルドさが良い感じに混ざり合ったなっていう感じっすかね。

正直「エクストリームメタル」にしようかなとも思ったんですが、いつもボカロで使ってる僕の好きなドラムキットは「難癖ありすぎ」な感じでして。

「ドラム、ベース、ギター」っていう3ピースだけで作られたシンプルな楽曲なら映えるんですけど、その他の上物を入れようとするとミキシングが大変で、ちゃんと音を整えても「なんか違う」ってなって。

結局それはそのドラムキットの抜けが悪いんです、ドラム単体で聴けばバシャバシャガシャガシャいってて激しくて好きなんですけどボディが太くてアタックが抜けてこない、抜けるようにしても変にパチパチいう感じで低音が足りなくなるし、余韻のサスティンが足りなくて混じりけが悪いしっていう、あとは自分が作るフレーズとも相性悪い、っていうことがわかって、これからの自分が作る激しめの楽曲は、しのごの言わず普通の「メタルコア」のキットを使うことにしました。

後に出すオリジナル曲はまた違うドラムキットを使ったんですが、それを除いて、これからボカロの楽曲でも、そのメタルコアのドラムキットで曲を作っていこうと思います。




<詩や世界観の話>
いつも言ってる通り、僕は「曲先」で作る人間なので、最初にオケを作って、それをずーっと繰り返し聴きながらメロディーや歌詞を組み立てていきました。

憎悪感満載ですね、イメージとして「いじめ」みたいなトラウマを抱えるきっかけになった人物に対しての復讐みたいな、そんなストーリーっぽいなと思いました。

ホントは和訳のっけるかのっけないか迷ったんですが、一応のせてみました。
「内容は好きに解釈すれば?」っていう感じがベターだと思うんですけど日本の人が聴くなら一応あったほうがいいよねっていう。


<機材類の話>
なーにひとつ変わってません。

ドロップFにした7弦ギターと5弦ベースで、アンプ類もArchetype:GojiraとDarkglass Ultra B7Kです。


<あとがき>
久々に曲作って満足(^ω^)
今時期は仕事が激務ですけど、空いた時間で今でもチマコマ作ってますからね。

というわけで次のシングルもよろしくお願いします。




。 り わ お

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