SATSUKI

1990年 ダンスボーカルユニットZOOを結成しメインボーカルとして活躍。代表曲Cho…

SATSUKI

1990年 ダンスボーカルユニットZOOを結成しメインボーカルとして活躍。代表曲Choo Choo trainは160万枚をセールス。現在は各地でLIVE活動しながらダイバーとしても沖縄の海で潜りつづけている。2014年より東日本大震災で被災した宮城県東松島市の復興大使に就任。

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歌人から海人に変わる瞬間

ZOOというグループでボーカルをやっていた頃からは想像もつかない世界。歌手を遣り続ける傍らで出会ったのが海。子供の頃からはまったらとことんやる性格の自分は沖縄でダイビングから始まり潜水士、操船と どんどん海にはまっていった。ライブをしていない時は毎日 海に出ている。 ホエールウォッチングがスタートする1月は他府県に比べれば暖かいといえども沖縄も流石に寒い。朝早く寒さに身体を縮めながら港に向かい ロープを引いて船を寄せる。 まだまだ身体も温まらない中 船の点検が始まる。この

    • 最高の朝焼け

      未来に残したい風景というタイトルを見たとき真っ先に浮かんだのは 沖縄の有人島の中で1番最北端にある 伊平屋島の朝焼け。 真っ暗な中 徐々に色を変えて行く風景に 私は言葉を失った こんな景色を見ることが出来るなんてかんがえたことがなかった。 今まで色々な地に行ったが このような朝焼けに出くわしたのは初めてだった。 前日に伊平屋島の周りでダイビングをさせてもらい海の中も抜群の透明度に加えダイナミックな地形と魚影の濃さに感動したのだが 一夜明けて目の前に広がる風景に息を飲んだ

      • こうして私は歌手になった。

        なぜこの仕事を選んだのか?とよく人に聞かれる 私は歌手と言う言葉が苦手だ(笑)なんだか照れくさくて仕方ない。 3歳の時 歌うことが好きだった私は1人で遊ぶ時もお風呂に入る時も歌っていた。 自分にとって歌は特別なものというより 毎日やる歯磨きのような感じで生活の中にある当たり前のものだった。 3歳から歌を始め小3の時にたまたま点けたテレビでヤマハのポプコンというコンテスト番組を見た瞬間 「これに出る!」と 親に言ったのをよく覚えている。 中学生になり とある老人ホームにボラ

        • こいつは春から縁起が良い!

          2022年1月3日 新年初ダイビング。 海中は濁りはあったものの魚影は濃く 天気にも恵まれ幸先の良いスタート。 昨年は終わりの見えないコロナ禍に何度肩を落としたことだろう。 そんな時はいつも海から元気を貰い仲間の笑顔に助けられ1年過ごした。 今年はどんな年になるだろう?そんなことを考えながらダイビングを終え船の船尾から沖を眺めていたらザッバーっと大きな音を立ててクジラがジャンプ! 「心配すんな!良い年にしようぜ!」と励ますかのように船の周りで何度もジャンプし ヒレで水面

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        歌人から海人に変わる瞬間

          ここんな空が好きだった

          自分のような職業は お互い良い作品を作る為に ギスギスした時間を過ごしたり共に喜ぶ時を過ごしたり 脇見もせずに生きていた時代がある それは蝋燭の火が強くなる時のよう。 人は生まれた時に蝋燭に火が灯る 蝋燭は時間と共に形を変えゆっくりゆっくり小さくなっていく。 やがて蝋燭は原型を止める事なく平たく広がり火が消える。 一緒の時間を過ごした蝋燭が一本 昨日火が消えた事を聞かされた もう一度 小さくなった火でもいいから ぶつかり合いたかったな。 蝋燭が消え真っ暗な夜が明け 空

          ここんな空が好きだった

          今をどう過ごす?

          緊急事態宣言が発令された。 さて、、、どう過ごす? 1ヶ月ともなると文句も多く聞こえてくる。 私も4月、5月とライブは全部飛んだ。 でも文句を言う時間があったら その時間は自分の今後に向けて使いたいと思っている。 日頃周りの環境からして この年齢の女性の中ではだいぶ考え方や感覚は若い人達のおかげかかなり柔軟だが もっと柔軟になりたいと思っていたから この約1ヶ月を利用してなるべく色々な事を 身に付けられたらなと思う。 今をどう過ごすかによって 緊急事態宣言が解除されてか

          今をどう過ごす?

          平常心でありたいな

          骨折したり大きな怪我をして 時間が経ち傷が消え見た目には分からなくても 雨が降って古傷が痛むことありませんか? 私がコロナの件で不安を煽るような記事を拡散するのやめませんか? こっちに来るな!とかのキツイ言い方もやめませんか?という理由。 私は東日本大震災で沢山の事を学びました。 沢山の方が亡くなり沢山の方々が苦しみ 今に至っています。 不安を煽るような投稿が沢山の方々の 目に見えない心の傷をえぐり 当時の記憶がフラッシュバックしている 方も出てきています。

          平常心でありたいな