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今年のサトヤマカイギ計画

 サトヤマカイギでは、人間が自然と対峙し、大自然や大宇宙の循環を意識することの大切さを説いてきた。そうすれば、目の前の個々の欲望による対立よりも、個々が人類としてツナグ事の大切さが見えてくる。

 サトヤマカイギでは、これをコンセプトとして、霊峰白山の麓で、その重要性を体験する場を作ってきた。東京から新幹線で数時間およびバスで1.5時間の地、白山市白峰へ多くの方々が来られた。

  今年は、さらにバスで30分と徒歩4時間かけて霊峰白山の頂きを目指す事とした。8月25~27日に行う予定で、初日は例年通り、霊峰白山の麓、白峰でのシンポジウムを行うが、2日目と3日目は霊峰白山の頂きで過ごす。さらに、自然に対峙することを実感できる場をつくる。

 白峰や白山では、自然に接していた伝統文化をつなぐため、自然の神々を喜ばせるために行っていた能や相撲の鑑賞を行い、その意味も伺う。霊峰白山の頂き付近では、当然、日出や日入、星をながめ自然に対峙もする。

 古代であれば、どこでも感じることができた自然や宇宙。今は山の上の方が対峙し易い、もっと未来にはロケットに乗らないと感じれなくなってしまうかもしれない。

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