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英語第四の壁:TOEIC900点の壁

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英検一級とTOEIC900点、どちらが取得しやすいか

英検一級とTOEIC900点は、それぞれ英語を学習している人のステータスのひとつだと思います。

どちらが取得しやすいかというと、ほとんどの人はTOEIC900点の方が取得しやすいと答えます。

英検一級は単語が難しすぎるためです。

私も、英検一級の取得よりもTOEIC900の方が実現できそうと考えました。

TOEIC900点の壁に当たる

860点を取得した後、何度受けても900点を超えませんでした。

点数の差はたったの40点ですが、この40点がとても高い壁でした。

コンスタントに860点を超えられるのに、900点に届かない。

この頃はまだ「量」が足りないと考えていました。
だから新しい教材や新しいメソッドが足りないと思っていました。

手当たり次第に新しい方法や問題集を試しました。

壁を乗り越えられる「魔法の武器」を自分の外に探していました。

しかし、やはり新しい方法は見つからない。

すると、だんだん分かってきました。

新しい教材に手を付けるよりも大事なことがあると。

量より「質」が不足していました。

TOEIC900点を取るために役立った方法

教材を増やすことより、教材を減らすことにしました。

その分、厳選して絞った教材を、とことんやりこむ。
質や精度を上げるようにしました。

この考え方は、「澤トレ」の澤田先生の影響がありました。

自分が言える英語は聞き取れるし読める、というアドバイスです。

これまでやっていたことと真逆でした。

教材を絞って、やりつくす。
自分が言えるレベルまで消化する。
具体的には下記のようにやりました。

  • 金のフレーズは全て覚える。澤トレで自分が言えるまで消化する。

  • 花田先生の文法特急1,2は、一文ずつ暗唱できるまで消化する

  • 公式問題集は、澤トレで自分が言えるようにする。聞けるレベルではなく、自分で言えるレベルまで消化する。

  • 消化した公式問題集は、1.2倍速で聴く。MP3プレーヤーの機能で1.2倍速にして聴いていました。

そして、上記をやった上で、試験を受けまくることにしました。

公式試験だけでなく、IP試験も受けるようにしました。

当時、銀座の語学教室や各大学の社会人向け講座でIP試験を提供していたので、受けるだけうけて、実戦の勘も磨きました。

リスニング満点を取得

試験を受けていたら、リスニング満点(495点)を取得することができました。

リスニングを全問正解したわけではありませんでしたが、リスニング満点を取れるレベルまできたことで手ごたえがありました。

澤トレに出会ったことでリスニングがしっかり聞こえるようになっており、
方向性は間違っていないと確信しました。

さらに受験を重ねることを決意しました。

ついにTOEIC900点を超える

リスニング満点を取った一か月後、とうとうTOEIC900点の壁を超え、TOEIC905点を取得を取得しました。

大学入学後の200点台から始めたので、900点を超えるまでに20年くらいかかりました。

また、途中で英語学習を一時封印していたこともありました。

TOEIC900はまだまだスタートライン

TOEIC900点を取って、やったー!!!と喜びがありました。

しかし、聴こえる英語は増えたが、まだまだ分からない英語はたくさんあります。

例えば、英語のドラマやアニメなどは速すぎて全てを聞き取れませんでした。

また、英単語もまだまだ不足しており、英検一級には歯が立たない状態でした。
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