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『シンプルな勉強法』(河野玄斗)を読んで。

 東大医学部在学中に司法試験に一発合格。ジュノンボーイにもランクインされる。河野玄斗氏の勉強法について。感想を書きます。

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 才能には、勉強・運動・音楽などありますが、自分は「できる人」に憧れがあります。いわゆる神童の話だったり、名門校(勉強に限らず、スポーツや芸術系など)の話も好きです。神童たちの切磋琢磨、素晴らしい!

 著者も、地元神奈川の公文式に通って、どんどん勉強の先取りをします。小学2年で中学レベル、小学3年で高校レベルとのこと。すごいですね。

 聞いた話に「国英数理社+勉」という分類があります。5教科+勉強法を学べという意味で、それぐらい「勉強法」は大事であるということです。

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本文引用
・勉強こそコスパ最強の遊び
・ゴールから逆算して勉強する
・幹と枝を意識する
・頭を使って努力しないと意味がない
・どんな時も目標を持つ(PDCA)
・タイムアタック(なるべく早く)

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 本書をまとめると、勉強に目的を持ち、勉強自体も楽しむ、ということだと思いました。ダルビッシュ有氏の発言に「頭を使わない練習は嘘をつく」というのがあり、本書でも引用されています。目的意識の重要性です。

 闇雲に勉強するのではなく、受験対策、試験対策を行うとも言えます。「結果を出すための努力」です。逆算勉強法とは、最終的な目標を決めて、量や内容を時間で割り、計画を立てる勉強法です。

 そして全体のどの部分を勉強してるか見失わないこと、全体を把握する。「幹と枝」の例え通り、俯瞰して全体を見ること。そして当然かかる時間はなるべく短くする。これも目的を意識した行動です。

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 上記のまとめには曖昧さを感じるかもしれません。実は自分の感想も、「天才的だな」というものではありません。もちろん気付きはあれど。

 ある意味「勉強に王道なし」との結論だと思います。本書タイトル通り、シンプルな勉強法であると。「合格するために」勉強をしているのだという目的意識を持つ。そして計画的に逆算して勉強する。

【まとめ】
漠然と勉強しない!」 これですね!


【読書感想文24冊目】


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