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【東京↔︎沖縄】二拠点生活中の私のスペシャルな散歩

#オキグリnote部 から第2弾のお題が発表された。それは「現在の居住地や沖縄で住んだ経験のある場所(1地域)を選んで、好きな部分をひたすら熱く語ろう!」というものだ。「好きな部分を書く」こと。それがルールだから悪いことは一切書けない。だから、好きなことだけをひたすらブログに綴っていく。名付けて「沖縄のわくわくを発信する自分語り」の幕開けだ。

「私、沖縄に住むよ」

沖縄出身の大学の同級生に話をした。すると、こんな言葉が返ってきて、驚いた。
「あんた、大学の時から『私が沖縄出身だったらもう絶対そこに住み続けるよ!』と言っていたもんね」

19だか20歳だかの頃の話だ。東京出身の私は、当時はまだ高校の修学旅行で沖縄に一度行っただけ。しかも、高校のクラスには心を許せる友人がいなかったので、ワイワイ旅行が楽しかったというわけでもない(無念w)。
だから、純粋に「場」としての沖縄に惚れていたのだろう。

そんな私が30うん才にして、沖縄に住むことになった。
正確にいうと、1ヶ月の半分沖縄県北谷町に暮らし、あとの半分を東京で暮らしている。こんな生活をさせてくれている仕事関係のみんなには頭が上がらない。一文字一文字頑張って書かせていただいて、恩返しをしていきたいと思っている。

* * *

早速、お題から外れてしまったがそんなわけで私は今、沖縄県北谷町界隈をウロウロしている。そこでの「わくわくライフをご紹介!」(ジャジャーンッ)と、お話をはじめたいのだが、もしかしたら沖縄県民にとってはごくごく当たり前のことかも……?と、ちょっぴりひよりはじめてもいる。

海から遠く離れた街・東京都町田市に生まれ落ち、大学時代は海のない山梨県で暮らし、社会人になって東京砂漠感がスゴイ新宿に住んでいた私。
だからなのか、沖縄の生命力があふれる海と植物と太陽と湿度……そのすべてを貴重に感じている。
そんなわけなので、県民のみなさんにとっては「な〜んだ」というお話かもしれないが、私にとっては「スペシャル」なことについて書いてみたい。

* * *

長〜い前置きとなったが、やっと本題をスタート。今回は、私の最高の「お散歩コース」を覗いていただけたらと思う。

私はライターをしているのだが、「あぁぁぁぁ、めちゃくちゃ集中して書き上げたぞ!」という日には、こんな贅沢なお散歩に繰り出す。

家から北谷公園を歩いてサンセットビーチへ向かう。この公園の海沿いが、最高に気持ちがいい。

のら猫やヤギとふれあいながら、海沿いをぐんぐん進む。ジョギングしている人に抜かされて、日光に肌を焼かれて。沖縄の海は東京湾とはまったく違う匂いがする。

20分くらい歩くと、「少し休もうか〜」という気分になる。
ちょうど、そんなタイミングに「ちゅらーゆ」がある。沖縄の人は温泉にあまり入らないそうなんだけれど……私にとっては温泉が生活の中にあるのは最高の贅沢! 幸せ指数は、温泉があるかないかでかなり違ってくる。

そんなわけで、「自分へのご褒美」として「ちゅらーゆ」へ! (本当はもうちょっとやすくなってくれると嬉しいんだがw)「ちゅらーゆ」はプールなどもあるレジャー施設なんだけれど、私が入るのは温泉一択! ここね、結構芯からあったまるいい泉質なのよ。

んで、お風呂から上がると「ぷはー」としたくなりますよね?
ってなわけで、ビーチにあるモヒート屋さんで飲みます。昼間っから、やってやります。頭の中で詰まっていたような文章も、結構ここまでくるとほぐれはじめて、いい表現が飛び出したり、すっきりした構成を思いついたりする。
そんな「ヨシ!」をスマホにメモして、満足する。
「仕事しちゃってるじゃん」という感じだけれど、私はON・OFFを切り替えられない人間だから、もういいの。遊びの中に仕事をしたり、仕事の中で遊びをしたりするのが、私のいいペース。だから、遊びが仕事につながったこの一瞬が心地よい。

海と植物を見ていると、自分の心がシンプルになっていく。「そっか、私はこれがやりたかったのか」、そんな気持ちに気づくこともある。
少しずつ少しずつ、自分に焦点が当たっていくと怒涛の現実世界に戻る気力も湧いてくる。

海辺のベンチから腰をあげて、夕食の食材を買い出して、帰る。その頃には、海も夕焼けを映し出している。

* * *

以上が私のスペシャル散歩だ。
書いてみると、なんでもない1日かも。自分は、こういうことに満たされる人間だったんだね。少しずつ自身のことがわかっていくようで、おもしろい。

今回、「沖縄のわくわくを発信する自分語り」というテーマに沿って、改めて自分を見直すことができた。自分の再発見。これからも続けていきたい。

いつもありがとうございます!スキもコメントもとても励みになります。応援してくださったみなさんに、私の体験や思考から生まれた文章で恩返しをさせてください。