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夏目漱石 前期三部作「三四郎 それから 門」あらすじ解説

夏目漱石の前期三部作「三四郎 それから 門」のあらすじを、動画で解説しました。しかしながら、一本10分前後の内容のため、すべて閲覧すると30分以上のボリュームとなっています。

制作者としましては「三四郎」から順番に閲覧していただきたいのですが「30分も見ていられない」という方は最後の「門」の冒頭を見ていただくと、なんとなく全体像がわかるようになっているので「ざっくりでOK」という方は「門」の動画をご覧ください。

※いうまでもありませんが「あらすじ」なので、いわゆるネタバレが含まれます。

三四郎「あらすじ」解説

それから「あらすじ」解説

門「あらすじ」解説

文学作品を「読み返す」意味

私が前期三部作を初めて読んだのは、大学1年生の時でした。
その時は「三四郎」が一番面白く感じられました。登場人物が大学生なので共感しやすかったのだと思います。

「三四郎」>「それから」>「門」

三四郎が一番おもしろくて、門は「あまり印象にのこらない」作品だったと記憶しています。

ところが、今回この動画を制作するために、3作品を読み返してみたのですが「門」が、とても面白く感じられました。

「三四郎」=「それから」=「門」

年齢や経験を重ねることで、作品から得られる印象は大きく変化していきます。今回は「それ」を体感できる時間になりました(このあたりの感想は、動画の中で詳しく解説しています)。色々な意味で、今読み返してみてよかったと思います。

これから漱石の作品を手にとろうとしているみなさんも、学生のころに読んでみたけれど挫折したみなさんも、この「あらすじ動画」が、作品に手を伸ばすきっかけになれると幸いです。

・佐藤のYoutubeチャネル

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