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漱石と倫敦ミイラ殺人事件 島田荘司 【読書日記 九十六冊目】

こんにちは、コピーライターの佐藤(さったか)です。今回紹介する作品は、あの文豪と名探偵がロンドンの街で出会い、事件を解決していく、ちょっと風変わりな物語です。二人(正確には三人)の会話が、リアルでコミカルで、読んでいると自然と頬が緩んでしまいます。

そして「読書日記」も、目標の100冊まで残り4冊! ゴールラインが手の届く位置に見えてきました。ここまできたら、あとは足を前に運ぶだけ。淡々と進んでいきたいと思います。

漱石と倫敦ミイラ殺人事件 島田荘司

大学生だった頃の話。漱石の「永日小品」を読んでいた時、僕の目はある一文に釘付けになった。
「いつかベーカーストリートで先生に出合った時には、鞭を忘れた御者かと思った」(永日小品 夏目漱石より)
「ベーカーストリート!? シャーロックホームズじゃないか!」資料を調べてみると、漱石が個人授業を依頼して通っていたクレイグ先生の家は、ベイカー街の一本隣の道にあるのだった!

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