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残業の多い従業員への対処法とは?

こんにちは。

平山聡(ひらやまさとし)です。

先日、ある取引先からご相談いただいた件について、他の会社様でもあり得るかもと思ったので、共有しようと思います。

残業の多い従業員

会社としてはそこまでたくさんの業務量を与えているつもりはないのですが、残業の多い従業員ってたまにいますよね。

特にテレワークも一般化した現状ですと、なかなか労務管理もしにくくなってしまいます。

会社としては、体調管理や翌日以降の生産性の面でも残業を控えるよう指示していますが、本人曰く「必要な業務」ということであまり聞く耳を持ちません。

このような場合、会社としてどのように改善を図っていくべきでしょうか?

取り急ぎ、3つの対応策を考えてみました。

【対応策①:限られた時間(所定労働時間)で、できることだけやってもらう】

会社から従業員に対し、「残業をするな。所定労働時間の範囲内で最大限できることをやってください。」という指示をすることは可能です。

それでも勝手に残業するようであれば、残業代を支払う義務はありません。

【対応策②:時間を区切って成果を報告してもらう】

1日の所定労働時間を半分(例:4時間)に区切って、前半と後半の、各々の経過タイミングで具体的な成果物を確認し、業務自体に問題があるのかどうか把握する方法もあります。

【対応策③:同じような業務を行っていた人の稼働時間を参考にする】

前任者が、どれくらいのスキル(経験値)をもって、何時間でその業務をこなしていたかを参考にすれば、今の担当者のしかるべき稼働時間もある程度特定できると思います。

上記情報を元に、今の担当者にも具体的な指示(〇〇時間で終わるはず)ができるかと思います。

【最後に】

どれか1つを実践するもよし、3つとも実践するもよし、その時々の状況に合わせて臨機応変に選択すればよろしいかと思います。

また何にしても、まずは「所定労働時間終了のタイミングで残業の必要があれば、その旨と、具体的にかかりそうな時間数を毎回報告してください。報告なき場合、無断で行った残業は業務とはみなさないので、残業代も不支給となります。」と釘を刺すことが大事かと思います。

よかったら参考にしてみてください。

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