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会社を辞めようとしている人の引き留め方とは?

こんにちは。

平山聡(ひらやまさとし)です。

会社としては引き続き自社で頑張ってもらいたいと思っていたメンバーに辞職を切り出されると、すごく残念ですよね。

会社を辞める理由は様々かと思いますが、理由如何によっては引き留めることもできるかもしれません。

今回は、特定のケースに絞ったうえで、辞職を回避させることができそうな選択肢を探っていきたいと思います。

自分の仕事ぶりに対する評価に納得がいかないケース

より良い給与やより良い役得を得ることが目的ではなく、自分の仕事ぶりが認められていないと思って辞めようとしているケースって結構ありますよね。
 
このようなケースの場合、普段評価者として接している直属の上司ではなく、さらにその上の上層部が説得することによって辞職を撤回できる可能性があります。
 
実際、自身の評価に不満があって転職活動し、内定をもらってから会社に辞職の申し出をした後に、社長の説得で慰留できたケースを何度も見てきました。

 自分の能力以上に昇進させられたケース

みなさんは、「ピーターの法則」をご存知でしょうか?

ピーターの法則とは「能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、最終的には無能な中間管理職になる。」というものです。

このピーターの法則に従って極限まで出世した際、最終的には無能のレッテルを貼られ、それが我慢できない人は会社を辞めることになります。

私が以前いた急成長中のベンチャー企業でも、経験の浅いメンバーをバンバン管理職に登用した結果、メンバーのスキルが追い付かずに機能不全を起こしていました。

このような場合、通常は、一度降格して以前の業務に服するように勧められることはあまりなく、会社を辞めざるをえなくなります。

ただし、本人が会社を辞める決断をする前に、昇進させられる前によくできた仕事に戻ることができれば、そのポジションにおいては問題なく仕事ができるとわかっているので、会社としては以前の業務に戻るよう説得するという選択肢が出てきます。

その際、ポイントとしては、本人の力不足といった理由ではなく、経営側の判断の誤りであるということを明確に伝えることが大事になってきます。

よかったら参考にしてみてください。

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