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時には「他責思考」でも良いんじゃないでしょうか?

こんにちは。

平山聡(ひらやまさとし)です。


自責思考と他責思考

自責思考他責思考って言葉がありますよね。

自責思考・・・問題が起こったとき自らに責任や落ち度があると考えること

他責思考・・・問題が起こったとき自分以外の対象に責任や落ち度があると考えること

会社だと、よく「人は他責思考だと成長しないので、自責思考になりなさい」って言われますよね。


自責思考が当てはまらないケース

「自責思考」の考え方は、会社の行動指針(従業員の見本となる振る舞いをまとめたもの)などに入っているケースもあると思います。

ただ、僕も、基本的には自責思考に賛成なのですが、それだけだと限界というか対処するのが無理なケースもあるんじゃないかと思っています。

例えば、理不尽に怒られる等、会社の人間関係が上手くいかないケースとかってありますよね。

客観的に見て、どう考えても相手が悪いのに「自分にもっとやれることがあったはずだ」みたいな自責思考で考えてもあまり意味がないのかなと思います。

ひどいケースになると、メンタルを病むことになってしまうかもしれません。

他責思考のススメ

そんなときは、「他責思考」で「100%相手に問題(原因)がある」と考えた方が、下手に共感して自分のメンタルにダメージを与えるよりも良いんじゃないでしょうか。

相手の感情は相手のもの、つまり自分が共感したり抱え込む義務はないと考えることが大事なのかなと思います。

理不尽に怒られた時に委縮しない方が、きっとこちらの精神衛生上も健全に過ごせますよね。

ただし、「他責思考」を使う場合には、「盗人にも五分の理を認める(=相手なりの正義を理解する)」という姿勢も合わせて持っていた方が良いと思います。

「相手なりの正義を理解する」と、相手に対する不快感も軽減されますし、実務上、その後どう対応すべきかも見えやすくなると思います。

よかったら、参考にしてみてください。

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