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AIよりも簡単にアートを描けるアレ知ってますか?


じつは意外と難しいAIの画像生成

最近話題になっているAI(人工知能)はアートまでも生成します。
テキストを入力するとその言葉から絵を描きます。
文字を入れると絵が出てくる、言葉で言ってしまうと
超簡単でドラえもんのポケットのように聞こえますが
実際にやってみるとこれがなかなか難しいんです。

AIに入れるテキストを「プロンプト」とか「呪文」とか言います。
この入れる文字によって出力される絵の品質や内容が大幅に変わります。
美しい写実的なイラストのプロンプトを見てみると
数百文字からなる長い文章で形成されます。
絵のイメージや細かな設定まで書き込まれているのですが、
わたし達の絵のイメージって
「構図がキレイ」
「色が美しい」
「やわらかな印象」
など大まかで抽象的なものですから
そこから具体的な制作意図をAIに示す文章を書くのは
かなり難しいと言えます。
プロンプトを書くことをスキルとする
プロンプトエンジニアリングと言う言葉まで生まれました。
絵を描くスキルを磨くのもプロンプトのスキルを磨くのも
同じように努力と実践が必要です。

AIよりも簡単なアートの描き方

わたしは、AIでの画像生成よりもはるかに簡単な方法で
アートを描いています。
そして、Kindleで作品集を数冊出版もしています。
その方法なら「スキル不要のアート創作」と言っていいレベルです。
その方法は、

フィルターアート

フィルターと言えばPhotoshopを思い浮かべると思います。
多くのフィルターを駆使すれば素晴らしい芸術的なアートを作れます。
でも、私が使っているのはそんなレベルの高い物ではありません。
Photoshopでのアート創作はそれなりのスキルが必要です。
サクッと作れるというレベルではありません。

わたしはスマホのカメラアプリを使ってフィルターアートを描きます。
使っているアプリはInstaToon(有料版800円)のカメラアプリです。
20以上のフィルターと20以上のカラープリセット
そして細かな設定を操作することで無限の表現が可能です。

InstaToonフィルター
InstaToon カラープリセット
InstaToon 各種設定

ここでは詳しい操作方法は割愛しますが、とにかく細かく表現できます。
別にこだわりのない人はただフィルターを選択すれば
目の前の風景を写し出す画面の映像がアートに変わっています。
写真も動画も選択されたフィルターでアートになった状態で撮影できます。

「フィルターを選んでシャッターを押すだけ」

これが基本的な使い方です。
2回画面をタップするだけです。

ハッキリ言ってスキルは一切不要です。
あなたの感性がそのまま出来上がるアートに映し出されます。

複数のフィルターを重ねることで無限の表現ができます

わたしがやっている手法で複数のフィルターを重ねる方法があります。
一度フィルターをかけて出来上がったアートを読み込み
別のフィルターを重ねて書ける事でもっと深い味わいのあるアートになります。
20種類を超えるフィルターがあるのでその組み合わせで
いろいろなアートを作れるんです。

このアプリでアートを作る時にもとになる写真を撮影するか
カメラアプリ自体でアートとして撮影するかになりますが、
映したい風景や被写体を選び、構図を決めてシャッターを切るという
能動的な部分が存在します。
ここで感性(センス)や視点、思考が反映されます。
AIだとプロンプトを渡してしまえばあとは全てAIまかせで
作る側の感性が創作意図として伝わりにくいという部分があります。

撮影する人の感性を表現するにはとてもいいやり方なんです。

「天気のいい日はアートを撮りに行こ」シリーズ

すこしだけ宣伝をさせてください。
わたしがフィルターを使ってアート作品を作った作品集です。
フィルターを使って撮影することをアート撮影と言っているのですが、
テーマを決めてアート撮影に出かけています。

また、このアプリは写真のデータを読み込めるので
他のカメラで撮った写真からもアート作品を作れます。
スマホではズームが弱く、機種によってはデジタルズームになってしまって
画質が大幅に落ちてしまいます。
ですから、一部デジカメで撮影したデータからの創作もあります。

まずは、「雲と空のアート撮影」です。
この作品集は第一集となります。
雲を被写体にしたフィルターアートですが、
写真で見ると何気ないただいつも見ている雲が浮かぶ風景なのですが
フィルターを通すことで思いもしないドラマチックなアートに変身します。

雲と空のアート撮影

そして、第二集「四国へんろのアート撮影」
こちらは、わたしのすむ四国のへんろみちに広がる風景をアート撮影した作品集になっています。
空海の歩いてきた道を彩るアート作品はまた違った安らぎがあります。

四国へんろのアート撮影

第三集は2巻に分かれています
「尾道のアート撮影PART1」
「尾道のアート撮影PART2」
これは私の大好きな町、尾道でのアート撮影です。
坂道の多い細い路地とお寺が織りなす不思議な雰囲気が魅力的な町
そんな尾道の風景をアート撮影しています。
PART1では、もう撤去されて無くなってしまった尾道城も過去の写真から
アートを作っています。
尾道の空気感はアート撮影してもどこかしらに現れます。
数々の映画作品の舞台にもなるほどの異世界がアートになりました。

尾道のアート撮影 PART1
尾道のアート撮影 PART2

ぜひあなたもアート撮影の世界へお入りください。
誰でもスキル不要でアートを描くことができます。
あたらしい写真の楽しみ方です。

新しいテクノロジーは小難しいだけではありません。
わたし達に新しい楽しみ方を与えてくれます。
多くのクリエイトはスキル不要でだれでも創れる時代になります。
絵、動画、音楽、小説、詩、すべてAIは作ってしまいます。
人間の感性だけが私たちの持っているスキルです。

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