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ぼくは眠る

「最後までニュースが嘘をつく」と歌い出す安全地帯『きみは眠る』
1990年リリースのアルバム【夢の都】一曲目。

ちょうど30年が経つけれどメディアってめちゃくちゃだ。ちょっと前まで「こんなにお得に旅に行けちゃいます、使わないなんて損!」とやっていたのに今はどうか。
また深刻な顔をして「誰の何が悪い、ここが問題だ、いやそんなの問題じゃない、犯人捜しはやめましょう誹謗中傷やめましょう、“ひとつ心あたりがあるのは会議の時に一人だけマスクを着けていなかったんです”」ーーーー。

アメリカ大統領選の報道はさながら選挙というより派手な争い事のようで敵を模した縫いぐるみをバットで叩いたり踏んだりする。その場面だってたった一部分を切り取ったに過ぎないけれど、それしか目につかなければ“そういうものなんだ”と思えてしまう。

ーーーーで、嫌になって逃げるように眠る。

前述した『きみは眠る』のラスト。
「どこまで行くのかも
知らずに きみは 眠り続けばいい」

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