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【振り返り】 1/6開催、起業・副業EXPOを振り返ってみた (全体)

この記事は14分で読めます! 🔴 

中森学です。1/6に、オンライン展示会 (EXPO)
「起業・副業EXPO」を開催しました。


全体の来場者は420名。
前回が191名だったので、倍以上に増加です。
( まさか、こんなになるとは )



今回は分析をして改善点を探すとともに
「分析をする意味」についても考えてみようと
思います。


【⚠️目次⚠️】
1● どんな人が参加したか?

2● 参加した人は、何に関心があるのか?
   ・集めたい人に効果ある手段を選ぶ

3● (集客手段) どのルートで参加に至ったか?
   ・測定の精度が上がった
   ・広告の費用対効果について

4● (集客行動) 今後に向けての改善ポイント
   ・成功に必要な3つの行動



どんな人が起業・副業EXPOに来たか?



【1】 どんな人が参加したか❓


起業・副業EXPOは、「開業難民0」を目標
としていて、次の方を対象にしています。


【⚠️起業・副業EXPOの対象の方
● いつか、何かで起業したい方
● 良い副業があればやってみたい方
● 具体的に起業準備をしている方
● 開業後、売上を増やしたい方


一番メイン
「売る商品を探している方」(やる事探し)~
「具体的な起業準備をしている方」~
「開業後、売上を増やしたい方」(1~3年目)
ですが、
 
もっと前の段階の
●「自分探し」「やりたい事探し」の方や
● 開業10年経つが、売上を更に増やしたい方
なども参加しています。


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起業・副業EXPOが始まった当初
出展者の知り合い (起業家仲間) を呼ぶ事が多く、
「起業前」の方の割合は10%くらいでした。
( 2022年8月にスタート )


その後、ネットでの告知に力を入れて
出展者と接点がない「起業前の方」が増えて
きましたが、
どれくらい来たのかはデータを見ないと
わかりません。
( 感覚が間違うこともあるため )
 
 
 
今回は
🔴 起業前… 43%
🔴 起業後… 57% でした。
( 全体の人数は、420名 )

昨年秋から「起業前」の方の人数・割合が増加
( 58名/31% → 72名/38% → 178名/43% )
 
 
 
「出会いたい人と会えている」と言えますが、
仕事に繋がるかは「出会ったあと次第」のため
状況に合わせた工夫が必要だと感じています。



… 「関心ごと」今回 (1/6) / …前回 (12/2)

だいたい3分の1です



【2】 参加した人は、何に関心があるのか❓


今回 (2024年1月6日) は新年開催のため
「1年の目標を立てる時期」=「夢・目標」を
テーマにしてみました。
 
今回特筆できるのは
「20代~30代で起業前の方が増えた」
ことです。


【⚠️夢や目標に関する企画例

● ゲスト講師による、全体特別講演
「40歳からの起業のポイント」

● ブースでの対談企画
「やりたい事の見つけ方」

● 参加申込者への事前アンケート
「今年の夢・目標は何ですか?」と質問


40代以降と比べるると、20代~30代は
「人生模索中」の方の割合が多いため、
今回は
「20代~30代の起業予定者」が増えました。


【⚠️20代の起業予定者
● 前回… 13名 (起業予定者72名の18%
● 今回… 44名 (起業予定者178名の25%)

【⚠️30代の起業予定者
● 前回… 29名 (起業予定者72名の40%
● 今回… 65名 (起業予定者178名の37%)


20代~30代が増えた他の背景には
次の2つが関係しています

🔴 イベント告知サイトを強化した
( 「こくちーず」「Peatix」などのサービスは
20代~30代の利用が中心 )

🔴 20代~30代が興味を持ちやすい内容
( 「AI・chatGPT」「TikTok」「やりたい事探し」 )
 
 
 
このあたりは
申込者が多かった「人気ブース」ランキング
にも表れています。
(下の表)


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🔴50代以降の方は、今後増えるか?


イベント・セミナー告知サイト
( こくちーず・Peatix・セミナーズなど ) の
利用者の中心は20代~30代~(40代前半)
のため、
現状のままでは50代の起業予定者が増える
可能性は少ないです。
 
 
但し
50代で起業を考える方は、20代・30代と
違う特徴を持っています。


【⚠️50代を対象にするメリット

本気度が全般的に高い
( 会社を退職する事の覚悟が違う )

● お金がある人は、お金がある
( 高額な商品/サービスが売れる )
( ※ お金があまり無い方も多くいます )


今後、50代で起業を検討/志望する方を
集客するとなると、
今とは違う方法で行うと思います。

( 例: 50代の起業予定者が多くいる
コミュニティと提携するなど )
 
 
この辺りは
● 集客する上での手段選び
● 出展者のバリエーション
( どんな人を新規出店者として集めるか? )
などで調節できるため、
今後の展開がどうなるか楽しみです。


【⚠️展示会運営は、商業施設と似ている

イオンモール、アリオ、ルミネなど
テナント店舗が多く入居する商業施設は
「どんなテナントを集めるか❓」により
施設の性格が違ってきます。


常に思った通りに出展者が集まる
わけではありませんが、
「20代来場者を増やしたい」とか
「50代来場者を増やしたい」など
具体的な方針を決めておけば、
出展者探しの際に行動しやすくなる気がします。



集客手段別の人数



【3】 集客活動の結果を振り返る (良かった点)


この段落では、真上の画像
「集客手段別の人数」を基にして
集客活動に関して良かった点を振り返ろうと
思います。


【⚠️集客活動、良かった点

A🔴 イベント・セミナー告知サイト
活用が更に進み、190ヶ所に登録。
( 前回は80ヶ所 )

告知サイト経由の人数が前回の倍に
( 今回218名 / 前回101名 )


B🔴 出展メンバーの集客力
高まった。
( 各メンバー別に見ても前回よりも
呼ぶ人数が1.5~2倍に増加 )


C🔴 口コミ (声掛け=直接の集客活動) の
価値が見直された。
( ネット広告と比べ、お金 & 時間の面で
コストパフォーマンスに優れていた )


今回、分析活動において特筆できる点は
次の3つが挙げられます。
( 要は、精度が上がった )
 
 
 
🔴 イベント告知サイトのアクセス数
  調べられるようになり、
 「リアルな行動パターン」がわかった
 
🔴 出展者の知人・友人の方が
  「いつ・どういう経緯で」参加申込したか
  調べられるようになり、
  SNS投稿やLINEで連絡することの
  効果を測れるようになった
 
🔴 イベント告知サイトのアクセス数を
  調べられることになったため
  広告費の効果 (費用対効果) を
  測れるようになった


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⚠️広告費の効果について
 
広告費のコストパフォーマンス (費用対効果)
については、別の記事でレポートしようと
思います。
 
 
この記事でシンプルに書けることは…
「500人までのイベントであれば、
● 無料の範囲でネット告知を使う
● 過去の来場者や、出展者の友人・知人に
 直接連絡 (声かけ) する2つが効果的
という感じです。



キャプション「ネットで検索する人は、早くから動いていた」
だいたい3分の2です



【4】 集客 - 今後に向けての改善ポイント


真上の画像「ネットで検索する人は、早くから
動いていた」からわかることは…
出展者による告知活動は、タイミングの面では
早める余地があることです。

赤の折れ線グラフの通り
開催3日前から活発になっています。
( もっと早くから動けば、もっと人が集まる )


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🔴 成功に必要な3つの行動とは?
 
今回わかった結果
(「ネットで検索する人の、リアルな行動」
「出展者による集客活動」)

類似のオンライン展示会出展者の集客活動
( 約20の展示会に所属する計80の出展者 )
の成功例などを
観察・ヒアリングした結果、
 
 
チームでイベント (セミナー) を定期的に開催
する時の「成功の要素」は
3つに絞られることがわかりました。


【⚠️チームでの集客活動、3つの秘訣

A● 集客活動を自分で考える
B● 打ち合わせに出席する
C● 振り返る


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A🔴 集客活動を自分で考える

(例)
・SNSの発信に集中する
・電話やLINEで友人知人を誘う
・異業種交流会で会った人を誘う
・見込み客リストを購入し、メールする
( 何でも良いが、自分で決める事が重要 )

( ⭐高すぎる目標、時間的に無理なことを
「みんなでやると決まったから❗」と
言う理由で強制されても
できない人はできない事がわかった )


B🔴 打ち合わせに出席する

「出席する事」に集客効果は無いが、
打ち合わせで進捗報告すること
集客活動をする動機になる。
( その結果、計画的な集客活動ができる )

打ち合わせに出る事で、出展者同士が
協力 & 応援する人間関係を築ける。


C🔴 振り返る

どこまで細かく振り返るかは人それぞれ
ですが、
・「反省会」があるならそこに出席
・「レポート提出 (報告)」があるなら、
 きちんと提出する
ことで “改善の機会” を作れます。





まとめ

今回、分析をして思ったのは…
「分析をして改善点を見つける行動は
よりよい未来を切り拓くために、
成長の余地を探すのが目的
ということです。



● できなかった点、できなかった人を
 責めても意味が無いし
 
● 期待以下の結果だったのに
 改善策を考えないまま、次回も同じ方法で
 「戦略がないまま、気合と根性でがんばる」
 という選択をする
 
などに至るなら
うーーーーーん、そういう流れになりなら
振り返りをする意義って無さそう…
と、思いました。
 
( 中学生の時の自分に教えたい❗ )


【⚠️中学生の自分
( テスト勉強、いつもギリギリ )

成績が良くなく、自分に自信がなかった。

テストの際は
「勉強しても、今回もダメだろう」
「テスト勉強すると自分のダメな所に
気づいて苦しくなるから、したくない」
という理由で
テスト勉強から逃げる

当然、テストの結果は悪い

( テスト後 )
今回も成績悪かった。やっぱり自分は
ダメ人間だ。まぁいいか、それでも。
次回のテストをがんばろう~
( 何をどうがんばるかは未定 )


オンライン展示会は中学のテストみたいに
「親や学校に (ある程度) 強制される」
ものではなくて
自分の意思で参加しているわけだし
自分の選択で未来を変えられるものですね。
 
 
中学生の時の僕みたいにならず、
自分の事としてしっかり向き合うのが大切だと
思いました。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!






🔴 次回 2/3のご案内

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🔴 前回の振り返り (12/2開催分)




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