餃子パーティーと、昔からあった言葉へのこだわり〈帰省3日目〉
リビングの畳は最近張り替えたらしい。
久々に嗅ぐいぐさのにおいが、とても心地いい。
父も母も仕事に出かけた今日は
家でゆっくり過ごすことにした。
✍️✍️✍️
ものを捨てるのが苦手だ。
捨ててしまうと、それを使っていた頃の自分も
同時に消えてしまうような気がするからだ。
(そんなわけないんだろうけれど)
そして帰省した時は必ず
自分の部屋に眠っている
懐かしいものを引っ張り出して
思い出に浸ってしまう。
中学、高校の時に書いていた3年連用日記は
怖くて開けなかった。
全部で7冊あったサッカーノートには
練習の内容や、試合の振り返りだけでなく
愚痴や悩みも殴り書きしてあった。
担任がまめに発行してくれた学級通信は
きちんとファイリングしてとってある。
卒業文集に綴られたみんなの文章は
改めて読むとめっちゃ面白い。
言語化をしながら自分の気持ちを整理したりとか
誰かの言葉をしっかり受け止めようとしたりとか
そういう、言葉へのこだわりは
多少なりとも、昔からあったんだと思う。
大学の学部選びは間違ってなかったのかなあと
考えたりもするけれど
文学部に進んだことは
ある意味、必然だったのかもしれない。
🥟🥟🥟
それと今日は、おつかいを頼まれた。
夜に餃子パーティーをするらしく
足りない材料を
近所のスーパーまで買いに行った。
「準備までしてくれると助かります」
という置き手紙もあったので、頑張って餡を作り
餃子の皮で包みながら、親の帰りを待っていた。
あのひだひだを形成するのは得意。
ビール片手に家族でつつき合う餃子は、最高!
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