見出し画像

礼儀正しさこそ最強の生存戦略である

こんにちは、今日はクリスティーン・ボラス氏著書「礼儀正しさこそ最強の生存戦略」を要約いたします。
隙間時間にサクッと読めるように要点を絞って解説したいと思います。

皆さん、礼儀正しいですか?

自分ははどうだろう?現状の自分は礼儀正しい時もあれば悪い時もあるし、、
安定して礼儀正しいとは言えないと思う。
この本のタイトルは自分に突き刺ささりました。
私と同世代の50代の男性諸兄の心にも突き刺さる方は少なくないと思う。

今日は3月31日、年度末の会社が多い。昨日から、私の元にくるメールは早期退職の挨拶メールばかり。親しい方からのメールの内容には悲観と悲鳴とも思われる内容が多い。先週から増えてきている中高年の方々からのメールに正直心を痛めている。

中高年の市場価値向上と生存戦略

私がNoteを書きはじめたきっかけになるキーワードの一つでもある。
年功序列、終身雇用も今や崩壊寸前。
自分自身、学び、成長し価値を高め、何とか生き残って行きたい。
我々、中高年の生存戦略として今更であるが「礼儀正しさ」「無礼」についてこの本から学んでいきたいと思います。

成功者は、礼儀正しい人が多い

それは、なぜか?
成功者は「無礼な行動は損である」という事を知っている。
無礼な振る舞いは非常に人生に悪い影響があることを成功者は理解しているのである。

無礼な人がもたらす悪影響3つ

①無礼は周りに伝染する
無礼な人の近くにいる人も無礼な人になることも科学的に証明されている。
例えば、無礼な対応をされると無礼な対応で返してしまうことはないだろうか?目には目を歯には歯を、、という言葉もあるが、無礼な対応をされて、イラッとしてしまい、さらに相手に無礼な対応をしてしまう。
まさしく負の連鎖だ。
つまり、無礼な人と関わると「無意識のうちに自分まで無礼」になってしまうということである。

また無礼な扱いを受けると他人に協力しようとする人が1/3にまで減ることも科学的に証明されている。

②無礼だと損害がでる
少し想像つきにくい話であるが、、無礼さによってアメリカの会社全体で年間56兆円もの損失がでていることがわかっている。
なぜ損失がでるのか?実際に無礼な態度を目にしただけでも成績は20%も低下する。
例えば職場で、同僚が上司から怒鳴られたり見下されたりしているのが聞こえてくる環境で仕事に集中できるだろうか?
無礼な人というのは周囲の人の生産性を下げて会社に損害をだす。

③無礼さは健康を害する
無礼な態度は人の健康にも悪いことがわかっている。
まず、ストレスは肥満や喫煙と同様に人間の健康を害する。
もし、職場に無礼な人がいると協力的な人間関係を築くことができないからストレスが溜まって体調を崩しやすい。

無礼さは百害あって一利なしだ。
無礼な態度は脳にも記憶されやすい。
何を言ってたかは忘れてしまうけど、この人は挨拶しない人とか、怒鳴ってる人という風に脳に記憶される

無礼な態度を取るということは、シンプルに勉強不足無知と言わざるを得ない

礼儀正しい人のメリット

礼儀正しいだけでチャンスが増えるし、仕事を得やすい。
仮に何かあるときに、親切で愛想がいい人と、無礼で不愛想な人どちらに頼む?
何かあった時に誘われるのは常に礼儀正しい人である。
礼儀のある人は会社以外でも多くの人から声をかけてもらえるし、周囲に人が集まってくるから幅広い人脈やチャンスをつかむことができる。

礼儀正しさは、仕事の能力以上に重要であるということを認識しなければならない。

無礼な人への対応

無礼な人からどう身をまもるか?
無礼な人が会社の上司だったり、会社の同僚でどうしても離れられない場合は会話を手短にするなど、意識しながら調整をしよう。
無礼な人と長く話していると、無礼さが伝染してイライラしてしまう。
出来る限り、可能な限り、無礼な人とは距離を取ったほうがいいだろう。

そして、最大の重要なポイントは
どんなに無礼な態度をとられても決して我を忘れて言い返してはいけないという事だ。そんなことをすれば自分のレベルと無礼な人間のレベルが同じになる。

まとめ

★無礼な人と関わると健康も仕事も金銭的にも損をする
★礼儀正しければ、人脈に恵まれて色々なチャンスが回ってくる
★礼儀正しくなりたければ、相手を尊重して笑顔で話しを聞く
★無礼な人と別れられない場合はできるだけ接する機会を最小限にする

いかがでしたでしょうか?
もしかしたら自分自身が無礼な人になってる可能性もゼロではない。
もし心当たりがあるのであれば、最強の生存戦略として礼儀正しさを今からでも遅くないので意識してほしい。
また近くに、無礼な人がいる場合は無礼な人のレベルに自分が落ちないように、無礼が伝染しないように意識しましょう。
無礼な人のレベルにまで落ちたくないからね。

人は、いくつからでも変わることができます!
頑張りましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?