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地獄からの突破口はいつもあなたの内側にある。

人は、いつでも「安心」を欲している。

安心を欲しているのは、何かに怯えているからでもある。

恐れから解放されてる“気がする“から「安心」ってのをいつも追い求める。

安心を求めお金を集める。
安心を求め共感を集める。
安心を求め評価を集める。
安心を求め能力知識を集める。
安心を求め友達を集める。
この「安心を求め」ってのが無自覚になっているとそこは地獄の入口だ。

恐怖をよく見ていくと、それは妄想であることがほとんどだ。
安心を求めてお金を求めるのは、
将来の不安かもしれないし、お金を持っていれば馬鹿にされないからかもしれないし、お金を持っていればみんなに仲良くしてもらえるからかもしれない。だが、これらは全部自分で作り出した妄想だ。

お金がないと、馬鹿にされる。
お金がないと、みんなに相手にされない。
お金がないと、将来困る。
お金がないと、モテない。

そんな恐怖を自ら、作り出しては、それに怯え、
その恐怖から逃れるために、安心したくお金を集める。

しかし、それで本当に安心できないなんてことは
誰もが知っている
はずです。知っているのにやってしまう。
お金を集めても、共感を集めても、知識を集めても、いっときの安心はあれど、また新たな恐怖を作り出しては、また求める。

永久に満たされることのない、まさに地獄である。
このループは終わることなく続く。
満たされた気になることはあるが、それは数日と持たない。

恐怖に怯え、無自覚だろうが、安心を求めている時、
意識はいつも外を向いている。

その意識を内に向ける(自分と向き合う)ってことが、地獄の出口方面だ。

安心したい私をどうにかすることなく、そんな私をただただ知っていく。

気がつけば、そんな私に影響を受けない私になっていく。

あなたの見ている世界が地獄なら、
その地獄は、あなたの思考がつくり出している。

救いがあるのは、あなたがつくり出しているが故に、
突破口は、いつもあなたの内側にあるということだ。

どれだけ楽になるための知識を身につけても、
どれだけ共感を集めても、
どれだけお金を集めても、
どれだけ情報を集めても、
どれだけ仲間を集めても、

新たな恐怖をつくり出し、世界はどんどん狭くなっていく。
そっちじゃない。

自分と向き合う、とことん向き合う、
それ以外に地獄から抜け出すことはできない。


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悟り子パンダ:X(旧twitter)もやっています。 こちら

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