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すべての形から、自由である事

自覚は形がありません。

最初は、型の様なものはありますが、それはキッカケに過ぎません。

そのキッカケであっても、その型で、大きな変化が起こる事も不思議ではありません。

正直、自覚の目線で見て、表す事で、多くの形があるモノをすべて否定しているかのように聞こえるかもしれません。

が、そうではありません。

意識の段階において、必要な事はそれぞれ違います。

それを知っていて、自覚が最も素晴らしいものだという気は全く起きません。

それぞれの方にとって、素晴らしいモノがあります。

それは、オーダーメードの服のようなモノ。

その時にフィットした服が一番動きやすく(生きやすく)楽に様々な成果を受け取れます。

自覚を他の者と比べようとは思いません。

形のない自覚をどうやって比べられるでしょう。

しかし、思考で自覚を捉えるのなら、比べられるように感じる方もいらっしゃいます。

自覚は、意識を直接的に変化させます。

何度も書きますが、それは方便です。

意識が広がるとは、広がるように感じるのであって、意識を覚知できる範囲または、次元が広がった結果の(二次的な)知覚です。

また、ここで次元についても説明しなければならなくなりそうですが、細かい話を書いているなら話は進みませんので割愛します。


さて、形とは、いつも人間が解釈した「それ」です。

創り出した「それ」と、解釈される「それ」はいつも違います。

なぜなら、人間は、ありのままに物事を見ることができないからです。

その差に無自覚なまま、解釈をして、改善を加えても、うまくいかない事が多いのは当然です。

だからといって、そこでつくられる形を否定するつもりはありません。

形の幻想に気付くまでは、形という、現れを追う事でこの世をリアルに感じられます。

このように書くと、また、形としてとらえる方は少なくないように思います。

この世は幻想だという方も、「この世は幻想」という形にこだわります。

すべての形から自由になった時、思考を超えた「それ」を知ることになりますが、そこまで到達できる方は、この地表上には、ほとんどいません。

同じ様に、自覚の奥行を感じることができる方もいないと言っていいくらいいません。

自覚を実践していても、自覚の形を手放すことができません。

それでも、意識の状態は大分成熟しています。

知識を起点に出発した者は、その境地に至る事を困難にします。

本人の生まれ持っての素養でそれをクリアする必要があります。


わたしが伝える時、知識を使わないようにお伝えする工夫をしています。

「そこ」に至る為に知識は必要ありません。

「そこ」に向かわせるために知識は必要でした。

しかし、現代、その必要は薄くなってきています。

現代人の意識が全体的に進化し、知識というニンジンをぶら下げなくても、本質に触れることができる方が増えてきたためです。

その状態を目覚めているというかもしれません。

目覚めが起こった後、そこに気が付く方もいらっしゃれば、その目覚めの状態で留まる方もいらっしゃいます。

じっさい、目覚めた方は沢山見てきましたが、ほとんどすべての方が、そこで留まり、それどころか、また眠りについていく方も沢山いらっしゃいました。


形のないそこを語ろうとは思いませんが、それを知る境地まで案内する事はできます。

しかし、すべての方にお約束できるものではありません。

わたしのところにくる方の8割くらいの方は、実際そこに至ります。

残念ながら2割ほどの方は理解しないまま去っていきます。

理解できない方にとっては、不満しか残らないように思いますが、それを超えて続けた方で、至った方は若干名いらっしゃいます。

時間をかけて自覚を実践し、塾の中で感化を受けているうちに自然に不自由さから抜けているという事は、珍しくありません。

本人が無自覚にそれが起きるものですから、共に確認をする事もよくあります。

自覚のイメージはこんな感じ、気を感じることができないところ・・・

面白い事に、霊能者でもわかりません(笑)

その次元にアクセスができないようです。

もし、霊能者で、わかる方がいらっしゃったら連絡ください。

どのように感じるのか聞いてみたいです。

自覚人同士(悟った者同士)だと、わかる事ができます。

そうであっても、やはり、本人より成熟した方の事をわかる事はできません。

フツーの文章で、フツーに書く。

これも大切な事です。

わざわざ難しい専門用語で、無駄なストレスをかける必要はないと考えています。

形にこだわるとろくなことになりません。

その前に、正しい覚知即ちありのまま見る事ができる「私」であることの方が重要なのです。

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