見出し画像

W杯②③〜日本の過去を振り返る〜

こんにちは。

本日は曇りで、一日冷えそうですね。


昨日は特別な日だったので、今日からまたW杯について。

と言っても、昨日も今日も試合はないので、

日本代表の思い出深いシーンなど振り返りたいなと思います。


Jリーグ発足から、10年足らずで、日本はW杯の切符を、

1998年に得ることができました。

これは、多くの先人の尽力と、私が尊敬してやまない三浦カズ選手の影響は大きくあるでしょう。

日本にプロリーグがないから、ブラジルに学生時代に行き、見事プロ契約を勝ち取り、

日本サッカーをW杯に連れていくためならばと、日本のJリーグに言わば都落ちみたいな形で、レベルが低いリーグに、若い油の乗る時期に戻り、

日本サッカーを盛り上げ、初代M VPになり、日本サッカーを押し上げました。

そして、ジーコやドゥンガ、ストイコビッチなど数えきれないスーパースターを日本に呼び、その経験値やレベルを存分に与えて、上げてくれたのには感謝しかありません。

1994年、ドーハの悲劇から、1998年、岡野のゴールでW杯の切符を勝ち取りましたが、三浦カズは直前で岡田監督に切られ、夢を絶たれました。

日本は、初のW杯は、全敗。1得点をした中山ゴンは意地でしょう。

そして、2002年、日韓共同開催という、自動的にW杯にでれ、
さらにホーム会場で試合ができるアドバンテージを活かし、

日本は、初の勝利を挙げ、グループステージ突破し、ベスト16まで進むことができました。

2度目の出場で、これは相当運もあったでしょう。

また、この時期は、ゴールデン世代で、小野伸二や中田ヒデなど才能溢れる若手が躍動し、監督もトルシエのフラット3と、監督の戦術もハマり、躍進しました。

そして、2006年、ドイツでの開催。

ホームアドバンテージやポッド分けの運もない中、中田ヒデの最後のW杯、そして中村俊輔など、期待の選手が揃い踏みで、

ベスト8に向けての挑戦でしたが、グループステージ敗退、一勝もできず惨敗でした。

中田ヒデの引退から、チームがまた新たに始動し、

2010年、南アフリカ大会。

新たにリーダーとなった、本田圭佑を中心に躍動し、

守備的に戦いながら、勝ち上がり、ベスト16まで進出することができました。

ベスト8をかけた決勝トーナメント、0−0からのパラグアイとのP K、最後に外した駒野選手は今でも語り草でしょう。

ただ、確かな前進を感じた、日本は2014年、ブラジル大会に臨みます。

が、この大会も一勝もできず、グループステージ敗退。

ザックジャパンとして前評判は高かったですが、世界の壁は厚かったです。

日本も進歩しましたが、それよりも、世界の方が進化していたのです。

2018年、ロシア大会。

ハリルホジッチ監督がW杯出場を決めたのに、日本サッカー協会とのゴタゴタで、解任され、急遽、西野監督に。

これは大いに疑念が残りました。

この大会は、中心選手になったいた香川選手が躍動し、グループステージを突破。

さらに、決勝トーナメント、ベルギーとの試合は、二点を先制する、素晴らしい展開でしたが、対策をうたれ、日本は対策を打てず、同点に追いつかれ、後半ロスタイムに決勝点を決められ、逆転負け。

念願のベスト8にはまだ壁があることを痛感させられました。

2022年、カタール大会。

森保ジャパンは、死の組、ドイツとスペインに挟まれる最悪のグループでしたが、

初戦のドイツに先制されながら、2点を跳ね返し、逆転勝利。

コスタリカには力負けして、一敗しましたが、

続く、スペイン戦は、またしても1点決められましたが、奇跡的に2点跳ね返し、逆転勝利。

見事、リーグ1位で突破し、ベスト16へと駒を進めました。

が、そのあとは甘くありません。

クロアチアに0−0で引き分け、P K戦で敗退。

またしても、ベスト8の壁は破れませんでした。

選手個々の力は負けていません。

が、足りない部分が大きい。

そんな大会だったのではないでしょうか。


まだ7回しか出ていない大会で、G S突破を4回しているのは、

日本サッカーのポテンシャルを大きく示しているのではないでしょうか。

アフリカなどに比べると、身体能力には恵まれず、

サッカーの歴史はヨーロッパや南米とは桁違いに低い。

また、移民も少なく、帰化も少ない。

その中で、よくやれているのではないかと思います。

三苫選手のドリブルは、どのチームにも通用したし、堂安選手のシュートはどのG Kにも脅威を与えていました。

遠藤選手のデュエル、守備は、世界で十分通用します。

昔を言えば、中田ヒデの総合力は世界のトップと比べても良いとこまで行っていたし、中村俊輔の技術、FKは、世界トップレベルでしょう。

ただ、過去も今も、武器が少なすぎるのでしょう。

1個か2個。多くて3個。

今回のW杯の日本で、脅威になれたのは三苫のドリブル、堂安のシュート。

この二つのみでした。

二人とも、途中出場の選手で、プレー時間が短いから輝けたのかもしれません。

鎌田、前田、久保、守田、田中、伊東どれも攻撃では脅威になれず、

トレンドのサイドバックの攻撃参加も、長友、酒井は、どれも見劣りしました。

緊急で、日本のレベルを上げるには、

①中盤でゲームを作れるゲームメーカーの存在

②収める、点を取れる、速さ高さいずれかの武器があるF Wの存在

③攻撃でスパイスを与えられるサイドバックの存在

この3つは、超重要でしょう。

まだコマ不足でもあるし、監督の戦術が弱すぎる。

ここら辺を改善するには、まずは監督交代から始めて欲しいのですが、どうなることやら。

特に、サイドバックの人材育成、発掘は、4バックでやるには、重要です。

Jリーグももっとチェックして、理想の日本代表を自分なりにイメージしていこうと思います。

守備では、C Bのチェイスアンリが、どこまで成長するかはすごく楽しみで、彼が足元も上手くなり。守備技術も向上したら、セットプレーでも大きな武器になると思います。

板倉、チェイスのC Bに、右に冨安なんてのも、とても良い形だなと思います。

日本のサッカーが盛り上がるために、何か力になれるように、勉強していきます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?