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言葉のことばかり【オサリバン】

ひとりの名前で
どこまで遊べるか。

ギルバート・オサリバンという名前の
歌手がいるんですけどね、

いや、なんの意味もなく、
ふと思い出しただけなんですけど、
ギルバートはいいとして、
オサリバンはくすぐられますねえ。

サリバンならね。
ほら、ヘレンケラーのサリバン先生とか、
ぜんぜん普通なんですけど、
「オ」がつくと、いきなりストレンジ。

もちろん、名前として
ヘンということではないですよ。
なんつーか響きがね。

ほっとけない感じで…。

ギャバン、シャリバン、オサリバン、
バンがつくだけでも、
なんだか勢いがありますよね。
たまにはババンとね。

店番とか、当番とか、
お前の番とか、見張り番とか、

これで言うと、オサリの番ですね。
なんかお猿の番みたいです。

おいおい、今日はお猿の番だよ~。
早く虎の番とか、ライオンの番とか、
回ってこないかな~みたいな。

オサリもなんだか惹かれますねえ。

ちょっとサリサリする感じね。
こう、さするみたいな感じ。

ああ、キモチわり~、
ちょっと背中おさってくれない?

え~、まいったなあ。そおっとでいいの?
それとももうちょっと
強くおさったほうがいい?

どうもこのへんは
おさりおさりになっちゃうんだよね。みたいな
つい、なおざりになっちゃったりして。

このオサリがバンなんだって言うんだから、
こりゃもうたいへんで、

ほらほら、ケンカしないの。
ふたりでオサリバンコに乗りなさい。
てな感じ。

で、結局のところは、
なんだか
ギルバート・おさわりバーみたいだなあ。
なんて思ってしまうんですよねえ。

まあ、キリがないので、このへんで。

結論。けっこう遊べる。

次回の言葉は「ニュー」です。

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