(無料公開)『ビジネス書を読むのは時間の無駄』その理由とは?
溢れるビジネス書
今回は『ビジネス書を読むのは時間の無駄』について
お話をしたいと思います。
書店に行けば、すぐに分かりますが、
店頭のオススメには
自己啓発系の書籍が溢れています。
自己啓発系は廃れないマーケットなのです。
だからこそ毎年、毎月、必ず新刊が出てきます。
似たように廃れないマーケットは他にも、
英語学習系・ダイエット系・資産運用系が代表的なものとしてあります。
著名な経営者が述べること
多くの一般的なビジネスパーソンは
これらの自己啓発系の内容に
踊らされています。
ご自身の給料で、自己啓発本を購入し、
読んだ直後はモチベーションが上がるが、
気がつくと元に戻っている。
そしてまた新しい自己啓発本を購入する。
無意識なうちにこのパターンに陥っている方は
少なくないと思います。
では経営者などはどうしているのか?
著名な経営者などが共通して述べていることが
「古典を読みなさい」ということ。
なぜか?
それは自己啓発系の内容で扱っている内容は
ほぼすべて古典に記載されているからです。
古典に抵抗のある方は、
自己啓発系の内容でも原著・源流と呼ばれるものを
読むことが自身の時間を有効に使える効率的な読書だと思います。
ライフネット生命創業者・立命館アジア太平洋大学の学長である出口さんはインタビューで古典について下記のように述べています。
古典は、市場の洗礼に耐えながら、長い時間淘汰されずに生き残って来た良書です。そこには時代を超えた本質が詰め込まれています。
さらに追い打ちをかけます。
ビジネス書を読むのは時間の無駄です。もちろん中には良いビジネス書もありますが、市販されているビジネス書の中で、10年後まで残る本が一体何冊あるでしょうか。多くのビジネスパーソンが古典を読まずにビジネス書を読み漁っている状況は、間違っていると思っています。
ここまでビシッと指摘頂けると痛快です。
どのように読む本を決めたら良いのか?
こんな質問をするとヤボだと怒られてしまいそうです。
しかし、出口さんはこれについても
丁寧に説明しています。
現代の本については、新聞の書評欄が読書の道しるべとしては最も優れています。日本の新聞はレベルが高く、数百万部の発行部数を誇っています。ニューヨークタイムズなどとは比べものにならない。それだけの数の読者を相手に、新聞社の選んだ一流の識者が署名原稿でレピュテーションをかけて書評を書いているのですから、クオリティが高くないわけがない。新刊のビジネス書でおよそ書評欄に取り上げられないようなものは読む価値がない、というのが僕の持論です。
自身で読みたい本が分からない、
成長するためにどんな本を読むべきか分からない、
そんな方には新聞の書評欄が指標となります。
ぜひ新聞の書評欄を最大限活用し、
読書の方法をアップグレードしましょう。
新聞の読み方や読書については、
別記事で投稿しておりますので、
ご興味のある方はこちらからぜひご覧ください↓
(無料公開)『デキる営業社員になるには日経新聞を読まないといけない理由』
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