さとのば大学のゆかいな仲間たち【続・自己紹介】
皆さんこんにちは、地域を旅する大学 さとのば大学2年生の宮原桃花です。
さとのば大学は端から端までユニークで、面白い人たちでいっぱいです。
面白い人たちって?
それは魅力に溢れた、一言では言い表せない、いい意味で「どこか普通ではない」人たちです。
そうはいっても、やはりどんな人がいるのか、伝わらないと思います。もちろん、伝えられるとも思ってはいません。
だからこそ、伝えたいのです。
出身地も、年齢も、滞在している地域も、歩んできた人生も違う。好きなことも、得意なことも、興味のあることだってバラバラ。だけど、さとのば大学という場で学び合っているということだけは同じ、私たちのことを。
今回の記事では、さとのば大学2年生の仲間2人を紹介します。
■書き手:さとのば大学2年生 宮原 桃花
第一弾の記事はこちら▼
第二弾LA編はこちら▼
さとのばの人ってどんな人?
好きを武器に戦うプロ無茶ぶらレイヤー
彼の名前は倉本留玖。るうくって読むのですが、なかなか珍しいですよね。『スターウォーズ』が好きな親御さんの影響で、ルーク・スカイウォーカーからきているとのこと。
愛知県出身の19歳で、さとのば2年生の中でも特に地域に揉まれて無茶ぶられて色々と活動していたるうくさんは、1年目を福島県南相馬市で過ごしました。南相馬市と言えば、東日本大震災の原発事故で一度は人口がゼロになった場所で、今ではさまざまなプロジェクトがうまれている、いわば現代日本のフロンティアとも言える場所です。
23年度、さとのば生の滞在していた五城目、女川では複数人のさとのば生がいましたが、るうくは南相馬に1人でした。
色々と活動していた、と書くと、アウトドアな人なのかと思いますが、アニメにカラオケ、ゲーム、アニソンを聞く、メモ、ラジオを趣味としており、結構インドアな趣味を持っています。それでも、よくホームルームの時間に外から参加していることも多く、散歩も趣味のようで、一概にインドア・アウトドアとは言えません。
そのほかは、美味しいものを食べること。お肉やラーメン、チョコチップクッキーやポテトデラックスといったジャンクなものも。
そんなるうくさん、実家を出るまで料理をしたことのなかった一介の18歳の男の子にもかかわらず、『食戟のルウク』という二つ名がつくほど、料理バトルをしたり、手料理を振る舞ったり、料理を軸に活動することもしばしば。
しかし、「料理一本でマイプロを実践!」というわけでもなく、ラジオ好きが高じて「DJナイト」を企画したり、アニメ好きが高じて「アニメナイト」を企画したり。
南相馬の地域の方々とフットサルをしたり、相撲をとったり…
とにかく周りの温かい人たちに揉まれに揉まれ、色々な好きを武器にしていました。
自分のことが好きだ、とよく語ってくれるので、自分の分析や独り言、表現する事も趣味のようです。なかなか自分のことを好きだと思えない人も多いでしょう。もしかしたら、自分を好きでいるヒントをるうくさんに聞いてみるといいかもしれません。
それでも、今興味のあることは「自分をどうしたらもっと好きになれるか?」なのだとか。
また、プレゼンも趣味とのことですが、夏に開催したさとのば夏合宿の企画プレゼンを担当したのも彼でした。そのプレゼン能力は周りからも高く評価されています。
…と、こういう風に書いていくと、もしやスゴ出来人間(とても出来る人)なのでは?と思われるでしょう。
しかしそこは人間なので、誰しも苦手なことはあります。
事前リサーチや調べ物、整理整頓や計画を立てる事、マルチタスクといった細かい作業はあまり得意ではないようです。また、『食戟のルウク』でもお漬物は苦手なのだそう。「おしゃれって難しくない?」と相談を持ちかけるくらいにはおしゃれが苦手だったりもするそうです。
そんなるうくさんがさとのば大学に入った理由は「家にこもっていたが、外に出るため。自分を変えるためだった」とのこと。
元々通信制の高校に通っていたけれど、家で勉強できるから寝ているかゲームをしているかみたいな生活で。大学も、さとのば大学と連携しているネットの大学 managaraへの進学を決めていました。しかし、また引きこもってしまう…。そんな中、親御さんからさとのば大学を紹介されたそうです。
「自分を変えたかった」とさとのばに来たからこそ、荒波に揉まれてたくましさを増しているのかもしれません。
今いちばんやってみたいことも聞いてみたのですが、「車の免許を取ることかな」と意外と暮らしに密着していることでした。
さて、最後に。そんなるうくさん、自分を一言で表すと?
やっぱり好きを武器にどこまでも進んでゆく、るうくさんなのでした。
こう見えてお茶目なメタ認知モンスター
彼の名前は黒濱寛生。黒濱という苗字も寛生と書いてひろきと読むのも珍しいよね〜、がさとのば内部では定説です。自分から言っていました。
さとのば大学へは名前が特殊でないと入れないという密やかなルールでもあるのかと疑いたくなるレベルで名前が珍しい人しかいない気もするのですが、それはおいておきましょう。
埼玉県出身の22歳、ですが、私たちと同じさとのば大学の2年生です。1年目は宮城県の女川町で過ごしていました。後々紹介しますが、元々別の大学に通っており、編入してやってきたタイプの珍しい人です。何歳になってから学んでもいい、を体現しているようですね。
なので、同じ2年生の中でも最年長なのです。さとのば生はみんな、さまざまなバックグラウンドを持っているので、年齢がバラバラなのも面白いところです。
くろさんの趣味はロードバイク、投資、F1などのモータースポーツの観戦・ゲーム・ドライビングとのこと。ロードバイクに関しては、女川町から車でも1時間近くはかかる松島まで行ってしまったりするくらいです。投資に関しても、投資コミュニティを運営したりと、こう見えてどれもガチ勢です。
他には、結構料理をしていて、チリコンカンとか何か煮込む系の料理を作っていた気がしますが…ワインを片手に、マイプロではないけれど、料理系さとのば生の一柱を担っています。誰が言っているのか?わたし(著者が言っています)。
安全と判断できる範囲内での最大限のスリルが好きとのことで、こういうあたりからお茶目さを感じます。他には、哲学や言葉などの考えること自体が好きでもあるそう。よくおすすめしているのはアドラー『嫌われる勇気』です。かと思えば、頭を空っぽにして見れるアニメが好きと教えてくれました。ずっと考えっぱなしでは頭も疲れてしまうので、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
反対に苦手なことを聞いてみると、感情表現や認知、パリピ、そして漢検3級に落ちそうなくらい漢字の「書き」がダメみたいです…。
ぱっと見、ちょっと堅い人に見えるけれど、話してみるとなんということでしょう。
おそらく誰よりお茶目で、メタ認知モンスターを自称するようなユーモアのある人です。スライムみたいな人になりたい、とも言っていた時期がありましたが、今はどうなんでしょう?
さて、そんなくろさんがさとのばにきた理由はなんだったのでしょうか。
あくなき探究心ゆえにさとのばへ来たような気もします。
今やってみたいことも、「自分に触発されて勉強を始める人を作ること」と、まさに実践ですよね。
そんなくろさん、自分を一言で表すと?
新しいものを吸収し続け進んでゆく、くろさんでした!
第3弾は以上、料理系さとのば生のお二人を紹介しました!
次回は第一部の最終回です!
■新しい学びに出会うオンラインオープンキャンパス
さとのば大学は、地域に暮らしながら実践するプロジェクト学習を軸とした新しいスタイルの市民大学です。全国各地の在校生や地域共創領域のトップランナーである講師陣とオンラインで繋がりながら、理論のインプットと対話で学びを最大化していきます。
今回のオンラインオープンキャンパスでは、さとのば大学らしい”新しい学び”や”生き方”に出会える、特別コンテンツをご用意しました。
みなさまのご参加お待ちしています!
■暮らしながらプロジェクトを実践する、さとのば大学の学びのフィールドは全国各地
さとのば大学では、4年間1年ずつ多様な地域へ留学し、地域での様々な人との出会いや対話を通して自分自身の関心を探り、マイプロジェクトへと繋げて実践していきます。ぜひあなたらしさが活かせる地域を、見つけに行きませんか。
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