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夫がミーゴレンにスープをぶっかけるのを見て、また父を思い出した。

夫と父の共通点、「また」発見。夫とか父とかというものは、「こういう」生き物なんですか?みなさん・・!

スープの下にミーゴレンが隠れていた

ある日の食卓。

夫が、自分の器にスープを取りました。野菜の千切り+卵とじの、中華風スープ。それでその上から、昨日もらったシュウマイ用のスイートチリソースを、だーっとかけました。(そのソース、今日は揚げ豆腐用にと思っていたのに・・)

「・・それ、かけちゃう?」
「あ?うん・・」
「味、わかってる?」
「わからないけど・・」

「味見してから、ソースかけてくれません?」
と、言ってはみたものの、いつものことで、直してくれる気配はありません。

あーあ、今日のスープ、いつもよりもしっかりめの味付けなのにな・・あなた、減塩しないといけないの、わかってます?

そう思っていた矢先。衝撃の事実を目撃しました。

なんと夫、スープの前に、ミーゴレン(焼きそば)をよそっていたのです!つまり、ミーゴレン(甘いソース味)+中華スープ+スイートチリソース・・!

本人は、おいしいとも不味いとも言わずに、食べていたけど。

そういえば、父も同じだった。

そういえば、わが父も、よく、同じ皿に色々盛っちゃってました。

母は、煮物用、サラダ用、醤油用・・と、味が混ざらないように配慮して取り皿を何種類か用意するのに、父はそんなのお構いなしで、煮物を食べ終わった皿にサラダをよそったり、全然違うおかずを1つの皿に同居させたり。

味噌汁椀でご飯を食べたり、しまいにはご飯に汁をかけたり。さすがに、焼きそばにスープはかけないと思いますが。

母はそんな父を、ちょっとむっとした顔で一瞥します。父に抗議しても無駄なのでね。

「シンプル」ではなくて、「怠惰」では?

「お父さんも、同じだったよ。何でもかんでも1つの皿に盛って。」

そう言ったら、夫は「男はシンプルが好きなんだよ」とか「洗い物が減るだろ」とか言います。

それは・・「シンプル」じゃなくて、「怠惰」ではありませんか?

なぜおいしく食べるために、皿を分ける手間を惜しむのか・・。それに、洗い物するの、誰?基本、嫁でしょう!そこを遠慮する意味はないぞ。

加えて、その「男は」っていう言い方。世界中の繊細な味覚を持つ男たちに謝りたまえ。

結論:食べ方は自由。文句なし。でも・・

いや、いいんですよ。

一人の時はなんでもやってください。私だって、夫がいない日の食事はかなり適当です。

でも・・何だろう、このもやもやは。「せっかくちょうどいい味付けにしたのに」「せっかくきれいにできたのに」という思いでしょうか。

いかんいかん。こんな「思い」の押しつけは。「作った人の気持ちも、ちょっとくらい考えてよ」という、一種のわがままですね。はい。反省します。

体に障るからという理由で、「味が付いているスープに最初からソースをかける」というのはやめてほしいのですが、それ以外のことは、大体、諦めています。だから、まじめに抗議したりはしません。

好きに食べてくれていいよ、ただ、日本にいる時はやらないでね。

※父を思い出した話第一弾はコチラ↓です。


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