タイの日本語クラスに日本在住日本人がオンラインでゲスト参加! 〜Zoom授業〜
コロナのせいで、タイでは現在非常事態宣言が出ており、4月末までスーパーやコンビニ、薬局以外のお店が閉鎖されている。もちろん学校も休校。
そんなわけで、週末働いている日本語学校でもオンライン授業を導入することになった。
幸い、日本タイ間は時差が2時間しかない。せっかくオンラインなのだから、日本から日本人に参加してもらったらきっと学習者も楽しいはず!ということで、学校に許可を得た上で、Zoomを使ってタイと日本をつないで授業をやってみた。
今日は「みんなの日本語」第3課。
学習者はちゃんと入って来れるのか・・・?私はZoomを使いこなせるのか!?
午前9時、初のオンライン授業にドキドキしながらも授業開始。
みんなほぼ時間通りに入ってきてくれた。
カメラが使えない、マイクが使えない、Wi-fiが遅いなど問題がありつつも、
なんとかことばと文型の復習と聴解問題をやり終えた。
さて、10時に日本人ゲストが入ってくる予定だけど・・・
と思っていたら、時間通り入ってきてくださった。さすが日本人!
今日は3名の日本人ゲストを呼んでみた。一人はタイ在住の教師仲間。
あと二人は長崎と熊本から。
日本人ゲストには、「みんなの日本語」練習Cの会話の練習相手になってほしいと事前にお願いしていた。
まずはモデル会話の発音練習、意味の確認、代入練習で口慣らし。
それから、ブレイクアウトルームというグループ分けができる機能を使い、
日本人とタイ人学習者を振り分けて、それぞれのグループで会話を練習してもらった。私は自分のグループの練習が終わった後に、それぞれのグループに参加し様子を見に行って、ちょっと驚いた。
普段口数が少ない学習者も一生懸命話している。できる学習者は、モデル会話を発展させて自分で会話を作っていた。
普段の対面の授業では、タイ人の学習者同士でペアを組ませて練習するので、タイ語を使ったり、笑ってごまかしたり(笑)、モデル会話から抜け出せない(多分、自分はできるけどペアの相手に遠慮して話さない)ことが多々あった。(まだ第3課で日本語で言いたいことが言えないということもあるだろうが)
しかし、知らない日本人と強制的にペアを組ませることによって、知らなかった学習者の一面を見ることができた。
途中、10分休憩を挟んだが、いつもは休憩中みんなスマホをいじってほとんど喋らないのに今日は会話やチャットを楽しんでいたようだ。
日本人ゲストが退出した後に学習者たちに感想を聞いてみると、あまり上手に話せなかったけど、日本人と話すのは楽しかったと言っていた。
次回はもう少し日本人を増やして、もっと会話できる時間を増やしてみようと思っている。
コロナがいつ収束するのか知らないが、この機会に、オンラインだからこそできることに挑戦してみたい。
読んでくださってありがとうございます!いただいたサポートは、ありがたく使わせていただきます。100円=約30バーツ。学校の食堂で昼ごはんが食べられます。ありがとうございます。コップクンカー。