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【デザイン基礎かるた:や】

柔らかに
軽く魅せるは
パステルトーン

トーンシリーズの3つ目は、原色に白を混ぜて明度を高くした色のグループ、パステルトーン。ペールトーンとも言いますね。
トーン図で見ると左上の方『明度は高く、彩度は低い』というややこしい説明が必要な位置にいます。

スクリーンショット 2021-08-15 10.54.47

メインで見えてくる色にパステルトーンが使われていると
・ふんわり、柔らか
・優しい、穏やかな
・軽い、軽やかな

など、なんだか画面全体が「ウフフ」って可愛らしく微笑んでいるような、そんな印象に。

私はビビットカラーの方が好きなので全然ピンと来ませんが、女性が好む傾向があるとも言われており、実際に女性向けの制作物でパステルを使っているもの、多いですね。
しかし「女性だからパステル。女性だからピンク」的な決め付けのようなセレクト方法よりも、「柔らかくふんわり見せたいからパステル」と、『どう見せたい画面なのか』からセレクトが出来た方が良いですね。

上記のトーン全体の印象に加えて、どの色相を使うか、どんな手法と組み合わせて使うかによって少しずつ印象が変化します。

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・赤、ピンク系は華やかで可愛らしい印象
・ブルー系は爽やか、清潔感のある印象
・グリーン系はヘルシーな印象
・オレンジ、イエロー系はナチュラルな印象
・パープル系は神秘的、ミステリアス、ファンタジックな印象

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また、パステルトーンはボカシ・グラデーション・手書きのオブジェクトなどを組み合わせるとよりその柔らかな世界観を引き立ててくれます。
↓パステルを上手く使っているサイトもたくさん。実例を見て色とどんな手法が組み合わさっているかぜひ見てみてください。

なお、2021年はファッション界でもパステルコーデが注目らしいですヨ…。
メイクを含め、全体的に透明感や抜けを重視して馴染ませ、ポイント使いではなく全身にパステルを取り入れるのがキーワードだそうです。
着こなせる気がしねえ…!!

※トーンシリーズはこちら!



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