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ネガティブをふっと溶かす女流作家の言葉の魔法

こんばんは、Satokoです。

瞑想の講座をご受講のみなさんにいつも、

「瞑想に何を期待しますか?」

と伺っていますが、回答の8割は感情のコントロールなんです。

感情の中身はネガティブなものですが、これが瞑想しているとドバっと出てくることがあります。

それは、普段蓋をしてため込んでいるから、です。

その対処法は個別にお話ししていますが、まずため込まないのが一番です。

誰かの言葉や態度に反射的にむっとしたり、不安になったり、許せない、などパッと感情が出てくるときってありますよね。仕方ないです。人間だもん。

そこで、今日は瞬間的に湧いてくるネガティブな感情をふっと溶かす方法をお伝えします。

この記事の内容は音声でもお聴きいただけます
スタエフ「聴く瞑想」はこちらから。



これは五木寛之さんの「生きるヒント」で女流作家の田辺聖子さんの名言として書かれている言葉です。腹の立つこと、許せないと思うことに対して、

ひらがなで考えたらええんよ。

「生きるヒント 愛蔵版」より

湧いてきた感情を漢字、特に熟語でイメージしてしまうと、怒りが確定して余計に燃え上がってしまいます。

しかし、ひらがなで考えると、

「なにやら怒っている自分をふくめて、世の中が滑稽に思われてくるから不思議です。」

と五木さんは仰っています。

私はこれを日常に応用しています。
そのためにまず素直に感じていることを言葉にします。

ムカついた、など。

そしてその言葉を頭の中でひらがなに変換します。

ムカついた!!

のイメージでとらえるとその感情が確かなものになっていきますが

むかついた。

ってひらがなにした途端、なんかかわいい。小さいものに見えてきて、ムキになるのもバカバカしく思えたりします。

そして、ついでにイメージの中で縦書きに並べ替えます。フォントは明朝に。






さらに趣が変わりますよね。丁寧で、整った印象に。

明朝は線が太いところと細いところがあるので、
その若干余白に、余裕が生まれるように私は感じています。

少しの余裕から、その感情が生まれる原因になった出来事を違う角度で見てみる余裕が生まれてきたりします。



そんなことを考えながらふと、noteのフォントも明朝にする設定があったことを思い出しました。

今までは、明朝で書いてる記事ってプロっぽくて、私は勇気がなくてオンにするボタンを押せなかったのですが、今日思い切ってオン。

私の記事も、余白で余裕が生まれたかしら。

(現時点で編集画面は明朝ですが、公開された記事はゴシック。なぜ?)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

ナマステ。







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