見出し画像

鈍っていた喜び欲求センサー

今ではすっかり茶髪がなじみ、
それだけでなく、前髪と耳周りには、ピンクのインナーカラーをしている私ですが、

少し前までは、
インナーカラーなんて言葉も知りもしない、
髪の毛を染めることすら、選択肢にありませんでした。

この劇的変化を生んだのは、
自分の本当の欲求に目を向けることができるようになったからだと思っています

10年近く、髪の毛を染めてこなかった私が、
染めるまでに至った経緯をブログにまとめてみました

この劇的な変化は、どうして起きたのか
どう考え方や気持ちが変わって、
どんな感覚を味わったのか、
みなさんの何かの参考になればと思います


オシャレなんて、私には関係ないことだった

以前の私は、
自分が髪の毛を染めたいって思っていることに、
全く気付いていませんでした。

だって、
黒髪でいる方が、私らしい(周りの人が思うであろう私らしさ)し、
教育に関わる人は、子どもの模範になるような髪型をしている方が
信頼されやすいし、染めない方が安心だから

って思ってました。

美容院に行っても、お決まりのお任せカットをするだけ
自分がどういう髪型にしたりのか、希望は特にない

ヘアカラーについては、薬が頭皮に良くないし、
妊活にも良くないという話を聞いていたのもあって、眼中にない

周りの友達が、ブリーチのことを話していても、興味はそこまでなく、
私には、関係ないって思ってたんです

ま、正しくは、本当は自分を可愛くしてあげたいのだけど、
その欲求をキャッチする感度が悪くなっていたんですけどね

欲求センサーが反応しはじめた

ある日、お金に愛されるためのビジネスプログラムを受講している
私の大好きな友達がブリーチすると言って、突然、金髪になりました


その友達を見て、私も髪の毛染めたいな
まねっこしたら、私もビジネスで成功できる、幸せをつかめる自分になれるかもしれないな
っていう考えに自然と流れていきました

でも、黒髪の安心な状況を変えるのは怖い私

金髪じゃなくても、ほんのり茶色とかなら、大丈夫よね
ヘナなら植物由来だし、妊活の影響も抑えられるだろうし

って、内心は不安で、自分に大丈夫って言い聞かせながら、
ヘナを取り扱っている美容院を調べ始めました


そして、ヘナもオーガニック(90%だったかな)のカラー剤も扱っている美容院を見つけます

予約する時点では、
オーガニックのカラー剤もあるけど、眼中になく、
ヘナで髪の毛を染めるっていう選択しかあり得ないって思ってたので、
ヘナ染めの予約をしました

でも、予約日が近づくにつれ、
ヘナをやって、本当に、色が入るのだろうか?
ヘナで染めて、物足りなかったらどうしよう…
っていう思考が出てきて、

あれ?私、染めることが不安じゃなくて、
ちゃんと染まるのかが不安って思ってないか?

自分の気持ちの変化に戸惑いつつ、
お店に電話

当日、その場でどっちにするか相談することにしました

欲求センサー 完璧に作動

そして、美容院に当日

お店に着いて、鏡の前に座り、相談し始めたら、

涙が溢れて溢れて
止らない・・・

「これまで、
仕事や妊活のことを考えて、
ずっとずっと染めずにきたのですが、
友達が羨ましくて、
染めるの怖いんですけど、
一皮向けたくて、

もう、常識や周りの人が言う○○した方がいいっていう
ルールに縛られたくないんです
私、本当は、髪の毛、染めたいんです~…」

って、大泣きです

ティッシュペーパー何枚も使いましたw

自分でも、こんなにもカラーしたかったのか!ってビックリでしたw


お店に到着するまでは、
ヘナかオーガニックか迷ってたけど、

泣けるほど、分かりやすく感情が出てきたので、
オーガニックを迷わず選択

ただ、色は、普通の茶色

それでも、当時の私からしたら、チャレンジで
染めた後は、大丈夫かな って、ちょっとの間、落ち着きませんでしたw


本当は、私はオシャレがしたかった

そして、そのちょっとの間を過ぎると、
オシャレした私を何回も見たいらしく、
鏡の前で、髪の毛の色を何回もチェックする私

それくらい、髪の毛を染めてあげられて、
自分がすごく喜んだのを、覚えています


振り返ってみると、

私は、これまで、
人の期待に応えようとして、
本当の自分の気持ちを置き去りにしてきたんだな~

って


他人から確実に信頼してもらえる髪の毛の色は、「黒」

他人が思う真面目な私のイメージに合っている、相手が安心できる髪の毛の色は、「黒」

他人からカラー剤って女性器に良くないっていう話を聞いて、「黒」


でも、それって本当なのか?


髪の毛の色に左右されない仕事を選べば良いし、

私が髪を染めたくらいで、他人の心が不安定になるはずもないし、

カラー剤を理由に染めたいっていう気持ちを無視している方が妊活に悪影響なのでは?


これまで生きてきた経験でできあがった思い込みや、
確認したこともない周りの人たちの期待が邪魔をしていて、

カラーをしたい、っていう本当の気持ちに気づけなかった


一緒にいる人、仲良くしている人と
同じでいたい
認められたい
受け入れてもらいたい
って思うことは、

集団で生きるようプログラムされているだろう私たち人間にとって、
自分の身を守る大事な思考なのだけど、


それって、他人を軸に考えてない?
それって、自分の本当の気持ちなの?


って、確認してみることが、私は大事だなって思っている


そして、やってみたいって思ったとき、
怖いっていう感情が出てくるのも、当たり前
だって、安心な場所から抜けだそうと思っているのだから


でも、思い込みが邪魔していることに気付いて、
怖いって思っていた方へ飛び込むってことを繰り返していくと
実は、安心で、喜びでいっぱいな人生になるのではないかなって
私は実感してます


髪を染めたことで、オシャレを私もしていいんだよって
自分に許せたようで、嬉しくって、
その後、全体的に明るくしたり、インナーカラーまで楽しんで
毎日、鏡の前で、可愛いな~って喜んでいます^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?