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2022年のnote活動で見えた読み手の興味と継続のウラ側

UX/UIデザイナーのsatocaです。ここ1年は会社のアカウントで記事を書いていましたが、今回は個人アカウントから書いているため、不思議な感覚です😇ソワソワ

この投稿は、Chatwork Advent Calendar 2022にポストしている記事です。ぜひこの機会に別の記事もご覧ください🙌

今回は、Chatwork プロダクトデザイン部が今年書いてきたnote記事を振り返りつつ、定量データから見えた読み手の興味関心と、継続成功の要因について紹介していきます。

私たちに起きた大きな変化

「広報委員会の発足」が、今年私たちプロダクトデザイン部に起きた大きな変化です。

以前書いた活動方針の記事でも紹介しましたが、デザイン部数名は広報委員にアサインされています。そして、そのメンバーがnoteやPodcastチームに分かれ、それぞれ活動しています。

アサインされたことで「社内外でChatworkデザイナーがどう認知されているか」に対し、個々の意識が強くなりました。

加えて、活動方針を決めたことで「記事を書き上げること」から、「誰が何を知りたいのか/私たちは何を伝えることができるのか」…へ視点がグッと変化しました。

こうした広報活動は採用の一面も持っています。
通常、採用はマネージャーや人事が多くのチカラを割く部分かと思います。けれど現場のデザイナーも一丸となって活動することは、デザイン部の結束力やチームの安定感を改めて認識する結果となりました。

読み手の関心はどこにあるのか?

「読み手によって価値があったのか」…記事を書いていると気になる部分です。

正確な傾向分析はできませんが、今年書いた【記事の内容×ビュー数】から読み取ってみました。
以下が、ビュー数トップ5です。

1. 手戻りがゼロに!? 情報整理を変えた独自UIフロー
2. UIデザインのフローを標準化する仕組み「MONDRIAN」はじめました
3. 本当に有益なデザインレビューとは…?「Everydayレビュー」始めました
4. ロジカルかつコンパクトに!UI設計のためのワークフロー
5. 複雑化するデザイナーの役割や職域の整理とキャリアパスについて考えてみた

※ 2022/12/5 11:00 時点での、プロダクトデザイン部の記事だけを比較

独自UIフロー「MONDRIAN」関連と、デザイナーの悩みに視点を当てた記事に読み手の関心が集まっているようです 👀

広報方針策定でペルソナ立てをした際、スキルアップや仕事の悩み解決手段の情報収集源としてnote記事を検索するケースを想定しました。
そして、UIフローやデザイナーあるあるな悩みを記事にすることで、価値提供ができそうだと仮説を立てました。
ビュー数を見ると、それらの仮説が妥当だったと分析できそうです🤔

なぜ1年継続できたのか

アサインにより、執筆者が増えた…のはもちろんですが
2つの工夫が勝因だったと思っています。

1. レビューの心得を明文化
2. 事前のタスク状況と心理面のヒアリング

レビューについて

言い回しまでレビューしてしまうと、個性が無くなってしまうし、なんとなくいい気持ちがしない….と思ったため、レビューの心得を明文化しています。

執筆者から希望があれば、記事の構成も確認します。
レビューする側が「気になるな…」と感じたことは伝えることをOKとしてます。が、修正するかどうかの最終判断は書き手に委ねています

心得を書いた実際のドキュメント

ヒアリングについて

noteチームは、月末に1度MTGを行っています。
そこでは来月の執筆者確認や、2ヵ月先のネタ出し・執筆者決めをします。

特に、本業(UX/UI)のタスク状況から、予定通り記事を出せるかを確認します。
これにより、直前になって焦って書いたり、本人が心身ともに無理して書いたりするのを避けることができます。

一人じゃどうにもならなくなったら 誰かに頼れ
でないと実は 誰もお前にも頼れないんだ

羽海野チカ 『3月のライオン』3巻より

辛いときはチームに伝えてもらって、みんなで補えばいい。
持ちつ持たれつ。そんなことを考え、私はヒアリングをしています。

この結果、チームの協力がしやすくなり、1年間投稿を継続できたと考えています。

来年は…まだ考え中。

note活動は来年も続けていきますが、モチベーション維持のためにも2023年の目標を立てたいな〜…と思っています。

私は広報委員委員長としてチームをリードする側にいます…が、このような経験は今回が初めてで、正直どうしたらいいかな…と絶賛右往左往してます😇(まさにnoteで情報収集したい)。

ただ、チームや部署を超えていろんな人を巻き込みつつ、楽しみながら広報活動を続けたいと考えています。

最後に、
今年 Chatwork プロダクトデザイン部のnoteを見つけてくれたみなさん、ありがとうございます!
そして来年もどうぞ、よろしくお願いします😊

ステキな年末年始を〜👋✨



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